この記事はこんな人におすすめ!
・フンガー滝への行き方、注意点について知りたい
・フンガー滝の魅力について知りたい
・フンガー滝をトレッキングするために必要なものを知りたい
ハイサーイ!フンガー滝は沖縄でも知る人ぞ知るとてもマイナーなスポット。
沖縄北部のやんばる地域にはいくつか有名な滝として、
ター滝、比地大滝(ひじおおたき)がありますが、
上の2つの滝とは一線を画した滝が、名護市の真喜屋というところにあります。
その名も「フンガー滝」(普久川滝)読み方は「ふんがわだき」と言うそうです。
この記事を見てくれた方に、フンガー滝への行き方と魅力について書きたいと思います。
行き方はとっても複雑。言葉では説明が難しく、たどり着くまでにいくつもの試練?が
あるので、無事に辿り着いたときは、感動ものです。
では、秘境にあるフンガー滝へ行ってみましょう。
フンガー滝の場所
フンガー滝へ向かうためには、まず最初の目的地として
「真喜屋ダム管理事務所」を目指します。(住所:沖縄県名護市仲尾次1397)
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/fungar_map.jpg)
他にも行き方はあるのですが、この道が一番シンプルで、
道幅も比較的広いので、到着するまでの不安感が少ないと思います。
行き方
管理事務所とダムを横目にひたすら山のほうへ突き進んでいくと
看板が見えてきます。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5578.jpg)
この看板が見えたら、あとはひたすら山道を進むのみ。
途中、車のすれ違いができないくらい細い道になりますが、
信じて直進してください。もし対向車が来た場合は、途中に
100mくらいの間隔で設けられている退避場所があるので、
譲り合いの精神で、バックして道を譲ってあげましょう。
駐車場
何度も書きますが、途中で心を折らずに、信じて進んでください。
すると、ちょっとした駐車スペースと、車両侵入禁止の看板が見えてきます。
整備された駐車場はありません。基本的には、後から来る人の
邪魔にならないよう路駐しましょう。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5575.jpg)
ここまで来てしまえば、もう着いたも同然です。
正直、ここまでたどり着くことが一番大変で、
ここから先の滝まではスムーズにたどり着けると思います。
飲み物と着替えを忘れずに持っていきましょう。
途中、足元が濡れるポイントがあるので、サンダルかマリンシューズで
行くことをおススメします。
それではチェーンの向こう側へ歩いていきましょう。(チェーンは車両侵入禁止用です。)
旅人の木がお出迎え
チェーンの向こう側へ歩いていくと、
大きな2本の「旅人の木」と思われる大木がお出迎えしてくれます。
冒険への出発感が半端じゃないですね。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3566-1024x768.jpg)
ここから本格的に森の中へ入っていきます。
途中、橋を渡ったり、小川を渡ったりすることになるので、
足元には十分注意して進みましょう。途中にある小川は滝へ繋がっているので、
水量が少ないときは、トレッキングで沢を登ってみてもいいです。
はじめて行く際は、不安もあると思うので、トレッキングは
帰り道にとっておくといいかもしれません。道のりは平坦で、
小学生低学年くらいの子供でも問題ないくらいです。うちの長男(6歳)でも、手を繋ぐことなく進めるくらいでした。
小川に沿った遊歩道を歩いている限り、危険度は高くないです。
シダ植物がが鬱蒼と茂っていて、古代の生き物がそのまま生き残っているかのような、
やんばるの自然の雄大さを五感で感じることができるでしょう。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5580.jpg)
めずらしい生き物たち
滝までの道のりは徒歩で20分くらい。
普段、あまり見かけないような、貴重な生き物に遭遇することができます。
なかでもひときわ目を引いたのが、水辺の周りにあつまる
リュウキュウハグロトンボ!
木漏れ日の光に反射する、鮮やかなエメラルドグリーンの体に、
滝へ行くことを忘れて見入ってしまいました。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_5577.jpg)
やんばるの森って、見たこともない色鮮やかな生き物が多く生息してるんですよね。
ハンミョウもそうですが、沖縄に住む熱帯魚なんかも、
どうやったらこんなに鮮やかな色彩を放つからだになるんだろう。
やんばるの楽園についての記事はこちら
滝遊び
さて、道なりに歩いていくと、せせらぎの音が大きくなってきます。遠くに滝つぼに落ちる水音が聞こえてくるようです。
いよいよ目的地の フンガー滝 が近づいてきました。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_1481-1024x768.jpg)
大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいくらいの大きさのフンガー滝
夏場は水遊びをする家族で賑わうことも多いようです。
12月に行った時は、貸し切り状態でした。
6月に行った時は、外国人の家族連れが多く、
子供達が滝つぼで水遊びしてしてました。6月でも水温は低く、
からだが慣れるまで気合が必要です。滝の下まではそこまで深くなく、
大人であれば滝の真下でなければ足がつくくらいです。
季節や前日の雨量にもよりますが、滝まではだいたい水深1mくらいで、
一番深い滝の下の場所で水深1.5m~2mくらいだと思います。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/fungar1-1024x800.jpg)
せっかくなら、夏場の暖かい日に行って、ひんやりと涼をとりながら
マイナスイオンをいっぱい浴びたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。やんばるの森には、他にも秘境と呼ばれる場所がたくさんあります。
フンガー滝に限らず、やんばるの森を探索する際は、
前日に雨が降ったときなどは、途中の道がぬかるんでいたり、
水量が多い可能性があるので、注意が必要です。できれば、
前日から晴れていて、木漏れ日が入りやすい日中の時間帯がおススメです。
途中に街灯などないので、暗くなると帰り道が危険です。
遅くとも夕暮れ前には帰り支度をして、明るいうちに帰るようにしましょう。
※近年、フンガー滝をはじめとするやんばるの自然ポイントで、
ゴミの放置など、利用者のマナー違反が目立つ報告が上がっている
そうです。くれぐれも、ゴミは持ち帰り、後の人のためにも、
見つけたゴミは拾って、癒してもらった自然に対する感謝の気持ちを
忘れずに遊びましょう。
![](https://okinawashiawase.com/wp-content/uploads/2021/06/fugarfal.jpg)
最後までお読みいただきありがとうございました。これも何かのご縁だと思いますので、お礼をかねて、私がおススメする沖縄特産品のお得情報を記事にまとめました。少しでも皆さまのお役に立てる内容になるよう書きましたので、興味がありましたら一読していただければ幸いです。
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