西表島への行き方|上原港~白浜集落へ|世界自然遺産の西表島を堪能するポイント

旅行
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こんな人におすすめ!
・西表島ってどんなところなのか知りたい!
・小さい子供と一緒に行っても大丈夫?
・西表島での楽しみ方、宿泊エリアなどについて知りたい
・西表島の魅力や、子供と一緒に遊べるポイントを知りたい

ハイサーイ!先日、念願の西表島へ家族で行ってきました。初めての西表島。そもそもどうやって行くの!?から始まり、まだ西表島の情報もあまり無い謎の多い島。大人から子供まで、大自然の中で遊び尽くすための準備や、絶景ポイント、注意事項までをご紹介します!

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西表島ってどんな島?

原始の森が残る大自然の島「西表島」。2021年7月に奄美大島、徳之島、沖縄島北部とともに、世界自然遺産に登録された、沖縄本島に次ぐ沖縄県で2番目に大きい島です。

西表島は沖縄本島から飛行機で約1時間、石垣島からフェリーで約1時間のところに位置しています。沖縄本島からの距離は、南西に約440Km。西表島からの距離で言うと、沖縄本島よりも台湾のほうが断然近いくらい、西に位置しています。

西表島は、島のほぼ全域(ぜんいき)が国立公園になっていて、ほとんどは原生林(げんせいりん)におおわれています。

西表島への行き方

西表島への行き方はフェリーになります。西表島に空港はありません。石垣島まで飛行機で行き、石垣港からフェリーに乗ります。

空から見る石垣島!海の色でその綺麗さにテンションが上がります。

石垣港への行き方

石垣空港からフェリー乗り場のある石垣港までは、約10Km程の距離があります。

GoogleMapはこちら

石垣港

路線バスを利用すれば、1人540円、定期バスだと少し安く500円(2022年7月現在)で行くことができます。ただし、路線バスは旅行客だけでなく、普通に地元の方々も利用していますので、平日でも区間によっては混雑します。

タクシーだと、だいたい3,000円くらい見ておくといいです。石垣港には有名な 具志堅用高 像があります。

フェリーのチケット購入

フェリーのチケットは、現地で直接購入と、事前に予約購入の2通りあります。既に日程が決まっているのであれば、事前予約で購入することをおすすめします。なぜなら、フェリーは約100人乗りの小型フェリーなので、繁忙期は予約で埋まってしまうこともあるからです。

上原港行きと、大原港行きがあるので、間違えないようにしましょう。宿泊先がどちら側にあるかによって、行先の港が変わります。

今回、私たちは安栄観光さんのフェリーで西表島へ行きました。公式HPから事前購入ができます。

区分片道往復
大人※中学生以上2,690円5,170円
小人※小学生1,350円2,600円
障がい者割引1,600円3,300円

事前購入すると、チケットのQRコードが送られてくるため、当日は入口で添乗スタッフにQRコードを見せるだけで乗船できます。ついにここまでIT化が進みましたね。

チケットQRコード

石垣港にも窓口があるので、現地で直接購入も可能です。

石垣島は、西表島だけでなく、竹富島、小浜島、波照間島など、八重山の近隣の島々へいくためのハブ港の役割を果たしています。

買い物やお食事ができる石垣港

石垣港には、いくつかお店があります。なかでも、なんでも揃うお店が「とぅもーるショップ」です。こちらのお店では、泡盛から、日焼け対策グッズまで、ほぼ、なんでも揃います。

そして、ちょっとした食事もできるので、小腹が空いたときは重宝しますね。

さっそく、小腹が空いたので、八重山そばを頼んでみました。お店の奥にカウンター席が4席ほどあるので、こっそり食べることもできますし、テイクアウトして、待合室で食べることもできます。

八重山そば(並み)これで420円は安いです。スープの味がしっかりとしていて、見た目以上に美味しいです。問題なく腹の足しになります。うちの子供たちは喜んで食べていました☺

時期によっては、マンゴーやパイナップルなど、沖縄ならではのフルーツを食べることもできます。私たちはちょうど7月中旬だったので、西表産のマンゴーをふんだんに使用したカットマンゴーが売られていました。

西表島にはコンビニなどはありません。共同売店にビールや泡盛などは置いていますが、品数は限られています。なので、荷物にならないようなら、石垣港で購入していくといいです。

こちらの売店では、泡盛が豊富に取り揃えてありました。古酒から飲み比べセットまで、色々な銘柄がありました。

個人的なおすすめは請福酒造の「ゆずシークヮーサー」です。とても飲みやすく、炭酸割りでいくらでも飲めてしまいます。アルコール度数も10%程度で、柑橘系のスッキリとした味わいで、とても飲みやすいです。

西表島行きのフェリー

フェリーの出発時刻が近づくと、ざわざわしてくるのがわかります。

スーツケースや、大きな荷物がある人は、早めに並ぶことをおすすめします。早めに並ぶことで、フェリーの中に入ってすぐのスペースに、大きな荷物置き場があるので、そこにスーツケースを置いて、窓際の席を確保することができます。小さいお子様連れの方などは、早めに席を確保して、降りるときは一番最後に降りると、ストレスなくスムーズに動くことができるでしょう。

フェリーは意外と小さいと感じました。渡嘉敷島へ行く時に乗るような数百人を収容できるようなフェリーではないです。スピードボート的なフェリーで、時速60Kmくらいで走ります。

船内は、片側3席ずつのシートで、約100人乗りです。前に行けば行くほど、揺れるので、船酔いが心配な人は、なるべく後ろの席に乗るといいです。

安栄観光をご利用の方は、西表島に着いてから 宿までの送迎バスがあります。送迎バスのチケットをもらう必要があるので、乗船前か、乗船後にスタッフから送迎バスのチケットをもらうのを忘れずに!

西表島に到着

約1時間で上原港へ到着しました。結構スピードが出ていた感じがします。船酔いが心配な方は、酔い止めを飲んでおいたほうが良いと思えるくらい、揺れました。

上原港に到着すると、宿泊施設や、アクティビティー業者が看板を掲げて待っていてくれます。私たちは、送迎バスで、宿泊先「海人の家」がある白浜集落まで、行く予定です。

フェリーで送迎チケットを人数分もらい、送迎バスを探します。港の駐車場にそれらしき送迎バスがありました。

この送迎バスは地元の方々の移動手段にもなっているようでした。私たちが宿泊する白浜地区は、上原港から一番遠いエリアですが、ギリギリ送迎範囲に入っているようでした。

西表島と言えば、イリオモテヤマネコ ですね。バスにもしっかり刻まれています。話に聞くところでは、保全活動が奏功して、今ではかなり数が増えているのだとか。地元の人の話しでは、飼っていたにわとりがイリオモテヤマネコの被害にあって困っている。。というほど、最近ではよく見かけるようになったと言っていました。(地元民によると、絶滅危惧種で幻の生き物 ではないようです。)

車を走らせること20分くらいで、なんだか西表島らしい風景が現れました。

大きな川と、その両端はマングローブです。雄大な自然と、山々がまるで我々を待っていてくれたかのように堂々としていました。目的地の「海人の家」はもうすぐです。

上原港から車で20分ちょいで、宿に着きました。この先はもう道路がなく、西表島北西部の最果ての地です。この先のエリアは船でしか行けないそうです。

サンゴに優しい日焼け止め

西表島に限らず、沖縄では、自然を大切にしようという意識が徐々に高まってきています。ペットボトルの使用を減らすマイボトルの推奨や、近年問題になっているサンゴの白化現象においても、できる限り環境負荷を与えないように、珊瑚に優しい日焼け止めクリームを推奨しています。

JALの機内販売で手に入る、天然素材だけで作った日焼けクリームがおすすめです。

とても香りがよく、伸びも良いので、何度もたっぷり使えます。珊瑚を守るためにも、ピンと来た方は事前に購入してみてはいかがでしょうか。

西表島への行き方|おわりに

いかがでしたでしょうか。世界自然遺産に登録されて、ますます人気化するであろう西表島。石垣島とは全く違う表情で迎えてくれる西表島は、どこか沖縄本島北部のヤンバル地方と似た手つかずの自然が残る海と山に囲まれた秘境という感じがしました。

宿泊する「海人の家」がどんな宿で、この白浜集落で過ごした貴重な時間については、また別の記事でご紹介しますね。

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