西表島の宿 海人の家(うみんちゅのいえ)白浜のおすすめ宿

旅行
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この記事はこんな人におススメ!
・西表島でコスパの良い宿を探している
・自然に囲まれた静宿な宿を探している
・上原地区で朝食付きのおすすめの宿を探している。

ハイサーイ!でいごの花が見事に咲いた年は、台風の当たり年と言われています。今年は真っ赤なでいごの花が、そこかしこで咲いているのを見かけました。サーファーとしては、直撃は避けて、うねりだけ届けてほしいものです。

さて、今回は西表島シリーズ第2弾!陸の孤島と言われてきた 白浜集落にある宿 その名も「海人の家」のご紹介です。

こちらの「海人の家」さんは、もともと、公民館だった建物を宿泊施設にリノベーションした施設になります。詳細は↓で紹介しますが、本当に、本当に、他には無い特別で快適な居心地を提供してくれる、素晴らしい場所でした。あまり教えたくないくらいなので、この記事に関しては、拡散はして欲しくない!というのが本音なくらい、知る人ぞ知る宿でした。

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アクセス

白浜集落の一番奥、白浜小学校・中学校のそばにあります。唯一の商店「屋良商店」までは徒歩5分くらいです。

GoogleMapはこちら

海人の家 · 〒907-1542 沖縄県八重山郡竹富町西表1499−57
★★★★☆ · 自炊式宿泊施設

上原港から南に下って約20分。車で行くことができる終着地点の白浜地区にあります。

宿の目の前は海です。海水浴には不向きだけれど、大自然を堪能するには十分過ぎる眺めが広がっています。

シャワー・トイレ付の広々とした部屋

お部屋は、とても広々として清潔感のある空間です。各部屋毎にシャワーとトイレがあります。

わが家が宿泊した部屋は12畳はあるであろう、畳の部屋で、外からの光が入る明るい部屋でした。

シャワールームとトイレが隣り合わせにあり、シャワーの勢いも悪くないです。我が家にはとても重要なポイント!トイレがウォシュレット対応です。ありがたい!

共用スペースの食堂

全部で部屋は6つ。我が家が宿泊した部屋よりも、少し広い部屋もありますが、そこは、朝の陽ざしが入りづらい配置でした。なので、少し狭くはなりますが、予約する際は、12畳の部屋がおすすめです。

こちらは、宿泊者共用スペースで、朝食の場所でもあります。

朝食に関しては、管理人が善意で準備してくれている簡単なものになるので、多くを望まないようにしましょう。

管理人さんが善意で準備してくれる朝食

白浜近辺は朝食を提供してくれるレストランなど無いため、管理人が善意で、ご飯と、ちょっとしたオカズになる、卵、のり、ふりかけ、レトルトのお味噌汁を用意してくれています。「海人の家」では、予約の際に 朝食付き となっていますが、管理人さんの善意ということを忘れないようにしましょう。

なので、朝食を食べることができてラッキーくらいの気持ちでいるのが良いと思います。(たまに、管理人さんが、朝食の準備を忘れてしまう場合もあるので、その時は温かく見守り、決して責めたりしないであげてくださいね)

充実した洗い場

海で遊ぶとなると、気になるのが、水着や、シュノーケルセット、マリンシューズなど、次使う前に、必ず、塩抜きしておきたいものがありますよね。

そんな不安も「海人の家」では心配ご無用。宿泊者で使える大型の洗濯機が2台と、マリンシューズや、ダイビング機材を丸洗いできる大型の洗い場まで完備されています。

どれだけ場所を使っても一杯にならないくらい、広々とした裏庭には物干しスペースがあり、各部屋にこれでもかというくらい、ハンガーまで用意されています。

存在感のある 旅人の木 も印象的です。

7月はサガリバナの季節

今回訪れたのは、7月の中旬で、サガリバナのシーズン真っ只中でした。

まだ咲く前のサガリバナの蕾。夕暮れ時になると、一斉に咲き始めます。宿の敷地内に沢山咲いていました。

まだ日が暮れる前から咲き始めました。なんとも妖艶で綺麗な花です。今回、初めて見ることができましたが、これは一見の価値があると思える程、美しく見とれてしまうほどでした。

サガリバナはピンクだけではありません。白いサガリバナもあります。

白いサガリバナも咲いていました。真下に小さな池があるので、朝方に散歩がてら見ると、水面に浮かぶサガリバナがとても幻想的だったのが強く印象に残っています。

白浜小学校・中学校

「海人の宿」のすぐ隣には、白浜小学校・中学校があります。

とても立派な建物で、現在の生徒数は数名とのことでしたが、数人でこれだけの施設を使えるって、とても良い環境だなぁと、思いました。

沖縄本島の市街地ですら、あり得ないスケールの大きな校庭です。

そこかしこに置いてあるシーサーが特徴的でとても可愛らしい作りでした。

白浜の宿 海人の家|おわりに

いかがでしたでしょうか。上原港から一番遠い白浜集落の中でも、さらに一番奥にひっそりと佇む「海人の家」。民宿とはまた違った雰囲気の中、誰にも干渉されず、宿泊者同士が適度な距離感で接することで、ここだけの「心地よさ」が堪能できる、ある意味、とてもディープな世界を体験できる宿でした。

気になる宿泊料金はこちら↓

1泊料金(税込)
大人:3,500円(2名利用時)※1名利用は4,500円
小人:1,500円

これだけの施設が利用できて、しかも朝食付きで、このお値段。西表島にある名の通った民宿と比べると、ほぼ半額の料金で、部屋は断然広いです。

とにかく庭が広いので、小さいお子様がいるご家族などは、食堂でビールを飲みながら、子供たちの遊んでいる様子を眺めることができます。せっかくのお休みでバカンスしに来ているのですから、大人も安心して子供たちを遊ばせることができるのは大きいですよね。

公園や遊具も無いので、遊び道具は無いですが、子供たちは自然の中から勝手に遊び方を見つけることができるということを再認識しました。シャボン玉や花火なんかあると、子供はとても喜ぶと思います。

ここまで書いておいてなんですが、ぶっちゃけ、本当は教えたくないくらい秘密の宿です。とは言え、長引くコロナ禍による観光不況で、西表島の観光産業も大きな痛手を負っているという話も聞きました。なので、末永く続いてくれるように、そして、次回の西表島旅行の際も必ず宿泊すると思うので、その時に利用させていただけるように、ここだけの秘密として紹介しました。

次は、西表島でのアクティビティー編です。サバニ舟で大海原へと旅立つ環丸(タマキマル)ツアーの記事は次回のお楽しみで!

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