沖縄中部で農業体験!秋の土づくりから春の収穫体験まで

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ハイサーイ!

今回ご紹介するのは、私”とーぴー”が畑人(はるさー)仲間達と管理している北中城村の畑の様子について、秋の植え付け準備から、収穫体験に至るまで、作業日誌的にご紹介します。

先日の日曜日、朝から天気も良く、たくさんの子供たちが収穫体験に参加してくれました。ジャガイモ、大根など、土から掘り起こしてたくさん収穫した様子を子供たちの笑顔いっぱいでご紹介します。

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畑の準備と植付け

2021年11月7日 晴れ

ジャガイモと大根を植え付けるために、畝づくりを行いました。

種芋となるジャガイモを植え付けて行きます。株間隔は約30cmくらい。種芋は5cmくらいの大きさに揃えて、大きめの種芋はカットしました。芽の部分が上にくるように意識しながら、約10cmくらいの深さのところに種芋を置いておきます。

この種イモから新芽が出てくれるのか?そしてどんなジャガイモが育ってくれるのか楽しみですね~

そしてジャガイモと一緒に種まきしたのが辛味大根です。今回、初めての栽培なので楽しみです。

2列分の畝を作り、筋蒔きします。大根やニンジンは、ポットから発芽させて移植するのではなく、土つくりをしてそのまま筋蒔きで栽培できるから手間がかかりません。その分、鳥に種を食べられないように、播種時期や野鳥対策をしっかりしないといけないです。

追肥と土寄せ

2021年12月30日 晴れ

2021年最後の畑作業!冬場は雑草の成長が遅くなるので、草刈りの回数が少なくて済むのが良いですね。朝、晩は涼しく20℃を下回る日も多いので、沖縄での農業繁忙期になります。

ジャガイモがすくすくと育っています。これくらい育ってくると、子株が増えてくるため、1つの株元から3つ以上の子株が生えているものは、間引きしましょう。3株くらいに間引いてあげないと、栄養が分散してしまい、芋の成長が悪く小さくなってしまいます。

順調に成長しているジャガイモたち!草刈り後に、土寄せと追肥をしてあげます。土寄せしてあげないと、成長したイモが地上に出てしまうと、日光で変色して毒素を持ってしまることがあります。しっかり土を被せてあげて、栄養となる追肥をしてふっくらと肥えてもらいましょう。

大根も順調に育ってくれているようです。初めての大根栽培なので、どれくらい間引けば良いか、体験しながら学んでいきましょう。

収穫体験

2022年3月6日 晴れ

いよいよ収穫体験!この日は6家族が集まって収穫作業です。

立派なジャガイモがざくざく埋まっていました!1株から2~3個。多いものでは5個くらい出てくるものも!

子供たちは宝探しのように掘っては見つけ!興奮しっぱなしでした。

初めての大根栽培も大成功!元肥だけどほとんど手をかけていなかった大根がこんなに立派に育ってくれて感動!

下に行くほど大きくなっている不思議な形!たくさん収穫できて子供たちも大満足です。

どれも太陽の恵みをいっぱい浴びて、すくすくと育ってくれました!

この日はジャガイモと大根が予想以上に収穫できました。昨年、初めて植えてみたジャガイモ。今年は昨年の失敗を糧に、追肥や土寄せをしっかりやった成果かもしれません。

ひとつひとつの粒が大きくて形も良い感じです!

大根も葉っぱがついて上等ね~

さっそくジャガイモは子供たちが大好きなポテトフライにしていただきました!

辛味大根は大人用に冷奴の上に卸してシンプルに!ピリッとした辛味がじゃことマッチして最高のつまみです。

子供たちが食べられるように、残りは中華風あんかけにしていただきました。辛味が抑えられてカブに似た濃厚な味わいに子供たちも大喜びでした。

おわりに

いかがでしたでしょうか。11月から約4ヶ月にわたって世話してきた野菜たち!無農薬でも虫にやられることなく、病気になることなく、立派に育ってくれました。ジャーガルマージの粘土質の土でしっかり育つか心配だったけど、今の畑は肥沃な土壌で、芋や根菜系に向いているのかもしれません。

手塩にかけて育てた野菜をいただくのは最高のご褒美ですね。野菜本来のうま味がしっかりとついていて、スーパーで購入する野菜よりも数倍美味しく感じました。

そしてなにより、仲間たちや、子供たちと一緒に収穫ができて、喜びを分かち合える幸せ!これがなによりも自分にとってのご褒美でもあり、沖縄で農業を続けて行く活力にもなることは言うまでもありませんね。

沖縄だけでなく全国的に問題になっている耕作放棄地の問題!ここも元々は耕作放棄地を開拓した場所でした!

これからも徐々に畑を増やしていきながら、たくさんの笑顔を育む土地を少しずつ増やしていきたいと思います!

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