「真打 田仲そば」は閉店しました!
沖縄の名護市にある「真打 田仲そば」は、一風堂で10年以上修行したのち、東京の人気ラーメン店「ソラノイロ」など数々の人気を手がけ、200種類以上のラーメンを開発、3年連続ミシュランに輝いた麺職人の宮崎千尋氏がプロデュースした沖縄そば屋さん。
それだけではなく、器にもこだわり、沖縄のやちむん職人として人気の宮城陶器を使っているという、こだわり抜いた沖縄そば屋さん。これを聞いただけで、すぐにでも行ってみたくなりませんか。
今回、ミシュラン麺職人がプロデュースした「真打 田仲そば」についてご紹介します。
アクセス
沖縄県本島北部の名護市東江(なごし・あがりえ)にあります。
【住所】名護市東江3-20-28
駐車場
田仲そばの駐車場は店舗の真裏にあります。ちょっとわかりにくい場所ですが、お店に案内板が出ています。お店近くの信号の路地を入って、細い路地を道なりに進むと8台くらい停められる駐車場があります。
駐車場から直接お店(裏口)へ出入りすることも可能です。駐車場までは道幅が狭いので、大きい車の方は運転には十分お気を付けください。
※お店の隣にある駐車場は、お店の駐車場ではないので駐車しないようにしましょう。
注文は券売機で
注文は、店内の券売機で行います。
店内
田仲そばの店内です。清潔感があり、木目が優しいナチュラルな雰囲気の店内は、窓際やカウンターには器がお洒落に飾ってあり、イマドキのカフェっぽい空間です。カウンター席とテーブル席、小上がりがありました。
2種類の沖縄そば
「真打 田仲そば」では伝統的な沖縄そばの「元味(もとあじ)」と、同じ食材で異なる出汁の白湯スープを使用した「真味(しんあじ)」のこだわりの二種類のそばを楽しめます。こだわり麺は厨房裏で作る自家製麺で生麺を使用しています。モチモチした食感の麺がスープによく絡んでとても美味しいです。ここまで麺にこだわって「麺が美味しい」と感じたのは、「大家(うふや)」以来かもしれません。
大家(うふや)の紹介記事はこちらからご覧になれます。
元味(もとあじ)
元味=昔ながらの沖縄そばです。
カツオたっぷりの出汁に、豚と鶏ベースの上品なうまみがあり、コシのある細麺、沖縄そばでは珍しいラーメンに入っているような薄めのチャーシューが特徴です。カツオの香りと豚と鶏の上品なうま味が溶け込んだスープに麺が良く合います。
真味(しんあじ)
真味=洗練された現代風の沖縄そばです。
同じ食材を使いながら異なる出汁の取り方で白湯スープに仕上げた真味のスープは、豚骨ベースのコクがしっかりと効いていながらも、どこか上品さが残っていて、ニンジンのナムルが良いアクセントになってスープのうま味を引き出しています。全部飲み干してももたれることがないくらいマイルドでコクのあるスープです。これはクセになるかもしれません。
シンプルで可愛らしい宮城陶器の器にも目が奪われますね。
熟成生麺
作り置きの麺ではなく厨房裏の製麺機で作っているようです。食感が楽しめるようにと、寝かせて熟成させた生麺を使用しているので、モチモチした食感が他の沖縄そばとは一線を画してました。
「島豆(しまとう)めし」
甘辛く煮込んだ島豆腐を、さんぴん茶(ジャスミンティー)で炊いたご飯の上にのせたオリジナルメニュー!半分食べたら残り半分にはそばのスープをかけて、出汁茶漬けにするのがおすすめだそうです。田仲そばに+200円で島豆めしのセットになります。
まとめ
名護にある真打田仲そばは、ミシュランの麺職人が麺とスープをプロデュースしただけのことはある沖縄そばでした。外観からは想像できないお洒落な店内で食べる沖縄そばは、「伝統と挑戦の沖縄そば」というだけあって、他に類を見ない沖縄そばでした。
普通の沖縄そばに飽きてきたという人は「真味」をおすすめします。やっぱり定番の沖縄そばで食べ比べしてみたい人は「元味」がいいと思います。
店内もお洒落なカフェのようなインテリアで所々に飾ってある陶器もいい感じなので、沖縄そば+アルファで雰囲気と一緒に楽しめるのもこの店の魅力なんだと思いました。
名護に来るときの楽しみがひとつ増えたと思えるお店でした。スープが無くなり次第終了してしまうので早めの来店がおススメです。
【営業時間】
11時~17時(スープが無くなり次第終了)
【定休日】
毎週火曜日、第1・3水曜日
【住所】
名護市東江3-20-28
【問い合わせ(電話番号)】
090-1179-0826
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