ハイサーイ!沖縄は真冬でも最高気温が20度を超える日がちょくちょくあります。なので、衣替えのタイミングが遅れてクローゼットが夏服と冬服で溢れそうになって注意されてる とーぴー です。
さて、今回ご紹介するのは、めずらしく芸術についてです。芸術に関して疎い自分ですが、なんと子供の学校の社会見学の場所が、車で行ける沖縄本島の離島、伊計島と宮城島だったので、ボランティアに参加してきました。
そこで初めて知った、伊計島のアート作品の見どころについてご紹介します!
伊計島アートの背景
まず最初に、伊計島アートについて簡単に説明すると、うるま市の5つの島々を舞台に2012年~2017年まで開催された「イチハナリアートプロジェクト」!は、多くの人々がアートに親しむ機会を作り出してきました。
その後、島人や作家を中心に、島で行うアートイベントの在り方を考える対話を重ね、「うるまシマダカラ芸術祭」として生まれ変わったという経緯があります。
うるまシマダカラ芸術祭の「シマダカラ」には、島に存在する人、文化、自然などはシマ(島)のタカラ(宝)だ!という意味と、シマダカラ(島だから)できる芸術祭をめざす!という2つの意味が込められています。
5つの島のうち、伊計島、宮城島、浜比嘉島には、芸術祭後も継続して展示している作品が残っています。
アクセス
沖縄北I.Cを降りて、伊計島方面へ進むと、海中道路が見えてきます。海中道路を渡って、ほぼ道なりに車を走らせると伊計島に到着します。天気の良い日、特に午前中がおススメです。なぜなら、途中に見える海が驚くほど綺麗で圧倒されるからです。
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駐車場
アート作品がある集落近辺には、駐車場という駐車場がありません。公民館か、N高の駐車場に邪魔にならないように停めましょう。また、集落はとても道幅が狭い場所もありるため、安全運転を心掛けるようにしましょう。車を止めて徒歩で探索するのがおススメです。
アーティスト紹介
主なアーティスト作家さんは以下の通り
知花幸修 沖縄の伝統工芸「紅型」の工芸作家。紅型研究所 染千花 代表。紅型の新たな表現方法を模索、提案し、ジャパンポップカルチャーの融合を試みた作品を作る。
DENPA 「結論を求めない造形美」を目指し、手が無意識に導き、目が感じる抽象表現を突き詰めるアーティスト。New Yorkでの個展や、avex本社への壁画制作など、幅広い活動を展開! ギャラリー ”Stock Room Gallary KOZA” 主宰
ICHI+ うるま市の離島『伊計島』で立ち上がった住民主体の島おこしチーム。島人と移住者、年 齢や経歴も異なる 5 名が、それぞれの経験と知恵、想いを共有し、自然あふれる伊計島で様々 な交流を行いながら、多くの感動体験を生み出す活動を実践。 Ichi+とは、伊計島と“何か”がプラスされて“コト”を起こす団体。
アートマップ
作品は伊計島の共同売店を中心に、集落のあちこちに展示されています。
作者/作品一覧
作品紹介
今回の社会見学は、伊計公民会からスタートしました。
すぐに目に飛び込んできたのは、鳥の形をした造形物。その名も「飛来」(作者:DENPA)
公民館の側壁にも様々なアートが施されていました。
なんとも表現しがたいオリジナリティ溢れるアートですね。
子供たちはそれぞれの感性で興味深く見入っていました。
また、民家の壁には紅型の鳥が!
そして、ピアノを模したベンチ?座ってもいいのでしょうか?
ここは見事に廃墟がアートに変身していました!こうして中に入って見てみると、廃墟とは思えず、さまざまなものが見えてくるに違いありません。
廃墟の中へ!
紅型アートは、様々な場所に点在しています。こちらはコウモリでしょうか。ユニークな配色とデザインですね。
島唯一の共同売店の壁にもアートが施されていました。
最後に
いかがでしたでしょうか。時間の都合で、社会見学中に全ての作品を見つけることはできませんでしたが、大人の足であれば、1時間もかからないくらいですべて周ることができるくらいのエリアだと思います。
途中で疲れてきたな、と感じたら、中央の共同売店で冷たいの飲み物や、アイス、おやつを食べて休憩も可能です。おばぁと話をして、伊計島のことについて聞いてみるのも良いですね。
伊計島には、これらのアート以外にも、離島ならではの美しい海が残っています。また、いま話題のN高校舎などもあるので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
伊計島以外に、宮城島にも同様に「シマダカラ芸術祭」の作品が残っているので、次回は宮城へ芸術を愛でに出かけたいと思いました!
多忙でも芸術愛でましょう♪(By Junnos「明るい日」より)
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