レモングラスの育て方、効能、株分け、収穫、レモングラスティーなど、使い方いろいろ

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ハイサーイ!つき工房さんの薬草茶「幸茶」を飲んで以来、ハーブティーにはまりだした「とーぴー」です。

今回ご紹介するのは、日々の生活でちょっぴり幸せになれるハーブ!東南アジアなど温暖な気候で育つレモングラスについてです。タイではマッサージ屋さんや、エステサロン、雑貨やなど、さまざまな場所で香ってくるレモングラス。タイに行ったことがある人ならば、この匂いをかぐとタイを思い出す!という人は少なくないと思います。

レモングラスには様々な効能もあり、虫よけ以外にもたくさんの使い方があるんです。その中でも、ハーブティーに淹れることで、他のハーブも一段と香りが引き立つ名わき役!

そんなレモングラスの特徴や、効能、育て方についてご紹介します。

沖縄は温暖な気候なので、夏ほどではありませんが、冬でも成長して、枯れることはありません。むしろ、夏の成長スピードと言ったら、とんでもない速さで成長する、生命力が強い植物です。

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レモングラスの特徴

レモングラスは、もともとは東南アジア、南インド、スリランカが原産のハーブで、さっぱりとしたレモンのような柑橘系の香りと、若草の香りがひとつになったとても爽やかな風味が特徴です。

イネ科の植物で、レモンと同じ「シトラール」という成分が含まれており、さわやかな香りが香水に使われます。
葉っぱには酸味あり、食用としてハーブティーや東南アジアではスープに入っていることが多いです。特にシーフードとの相性がよく、タイ料理の代表格「トムヤムクン」には欠かせない材料の1つです。
他にも、虫が嫌う臭いであることから、虫除けスプレーに使われることもあります。

レモングラスの花言葉

レモンのようなさわやかな風味があることから、「爽快」という花言葉がつけられているそうです。

レモングラスの効果・効能

レモングラスの香りには、人の脳を刺激する作用があり、疲れたときや元気がないときに気持ちをリフレッシュさせてくれます。

こんな時に楽しみたい!

  • 頭をスッキリ気持ちをリフレッシュさせたいとき
  • 暑い夏に、アイスハーブティーで爽快感を得たいとき
  • エスニック料理の風味付けにアクセントを効かせたいとき

レモングラスの育て方

種はあまり見かけません。レモングラスは花が咲きにくく、種の収穫が難しいので株分けで増やす方法が一般的です。沖縄だと9月~10月くらいにかけて、直売所とかで普通に売っていることがあります。

株が手に入ったら、水挿し(水につけて発根させる挿し木)しておきましょう。すると2,3日もすれば根っこが出てきます。

発根

さらに数日、水につけていると元気の良い苗からは、新芽が出てきます。

新芽

発根が確認できたら、ポットに移して、根が活着するまで水を切らさないようにします。

レモングラスの土づくり

レモングラスは酸性の土壌が苦手で、水はけのいい土を好みます。そのため、市販のハーブ系の土が良いです。地植えの場合は、定植前に苦土石灰を入れてアルカリ性に調整するのがポイントです。

レモングラスは高温多湿を好みます。極度の乾燥を嫌うため、土が乾燥したらたっぷりと水をあげましょう。

苗植え時期と方法

苗植え

沖縄では霜が降りることはないので、いつでも苗植え可能ですが、比較的暖かく、暑すぎない春先か秋がよいです。熱帯原産なので霜がおりる程寒くなると冬を越すことができません。九州以北の地域では、冬の間は鉢に植え替えて、屋内の日当たりが良い場所に置いて越冬させるのがよいと思います。

地植えの場合は、日当たり、風通し、水はけのよい場所を選びます。レモングラスは横に広がって育つので、株間を50cm以上空けるといいです。

レモングラスの収穫

レモングラスは、葉が15枚以上になったら収穫のタイミングです。特に夏場は勢いよく育つので、株元から5~6cmくらいのところで葉を切り取ってしまいましょう。

収穫したレモングラスは生のままエスニック料理のスープやハーブティーとして淹れてもよし、乾燥させて保存も可能です。生の状態と乾燥した状態では香りが違うので、それぞれ違いを楽しんでみてください。

乾燥・保存方法

葉っぱを10センチくらいにカットして、天日干しします。乾燥すると固くなり、カットしづらくなりますので、柔らかい状態でカットするんがポイントです。

乾燥したらお気に入りの瓶に入れて、乾燥材と一緒に保存すれば、いつでも好きな時に使えます。高温多湿を避け、涼しくて暗い場所で保管します。

ハーブティーとして淹れる時は、細かくカットした方が香りが立ちます。折った場所の匂いを嗅いでみてください。爽快感のあるレモンの香りが心を癒してくれるでしょう。

おわりに

いががでしたでしょうか。レモングラスは、一度根がはれば手間がかからず、育てやすい植物です。むしろ、夏にはどんどん育って、対処方法に困った!という話も聞くほどです。それでも、レモングラスは、料理やハーブティー、ハーブバス、ポプリなどさまざまな用途に使え、収穫が楽しみですね。

健康や美容、リラックス効果があるので、ぜひ育てて自分好みの方法で楽しんでみるのが良いと思います。植物に限らず、生き物全般に言えることですが、自分で愛情込めて育てることで、これまでとは違った愛着が湧いてきます。その中で、自分の生活に合う合わないが見えてくると思います。苦でなく、長く続けられる物は、きっと相性が良く、合っているのだと思います。

自分も、色々な植物を育ててみて、合う合わないがわかってきました。害虫被害に会いやすい葉物野菜などは、あまり向いていないかもしれません。

逆に、ハーブ系の植物は、虫よけなどにも使われるくらい、害虫の被害が少ないように思えます。そして、

他にも、レモングラスのこんなことが知りたい、他のハーブについても知りたいなどあればコメント残していただければ嬉しいです。

つき工房「幸茶」(ハーブティー)の記事はこちら

月桃茶の効能・作り方と副作用についての記事はこちら

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