ハイサーイ。みなさん、沖縄本島最北端に位置する岬、その名も「辺戸岬(へどみさき)」をご存知でしょうか。観光で何度か沖縄に来たことがある人であれば、名前くらいは聞いたことある人も多いと思います。恩納村や名護あたり58号線を車で走っていると、看板で 辺戸岬まで80Km とかよく見かけます。
とは言え、観光で遊びに行くには遠すぎる、那覇空港から車で2時間半くらいはかかる、沖縄本島最北端の地まで行くのは、なかなか時間の余裕がないと難しいと思います。
なので、今回、辺戸岬へ行ってきた時のレポートを簡単に、見どころやポイントをまとめてご紹介します。これを見て、一度は行ってみたい!と思った方は、是非、訪れてみてください。
天気次第なところはありますが、道中のロングドライブもやんばるの海岸線がとても綺麗で気持ちいいので、行って、損はないと思います。
アクセス
住所:〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
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地図を見てわかる通り、沖縄本島最北端になります。那覇空港からは、結構なロングドライブになります。
駐車場
100台以上、停めるスペースがあり、無料です。展望台だけでなく、カフェやパーラー、食事処もあるので、結構、しっかりとした施設という感じです。那覇からかなり距離があるので、イベントでもない限り、混雑することは、ほぼ無いと思います。
遊歩道もあって安全
施設が全体的にバリアフリーの設計になっていて、いくつかあるモニュメントの見どころや、展望台まで、しっかりと遊歩道が整備されているので、高齢者や車いす、ベビーカーでも安心してまわることができるようになっています。
茂みの間を通る遊歩道も、しっかり整地されているのが印象的でした。手すりやスロープなどが、丁寧に配置されています。
祖国復興の拠点
まず目に入ってくるのは、大きな 祖国復帰の碑 です。
アメリカの統治下にあった沖縄が日本に返還され沖縄県になった証として建立されたのが、「日本祖国復帰闘争碑」です。かつては沖縄海岸国定公園から、2016年に新設されたやんばる国立公園に移管されたようです。
また、写真の不思議な鳥のモニュメントは、沖縄と与論島の友好の証として建てられた「沖縄・与論島友好の碑」だそうです。
断崖絶壁
太平洋と東シナ海の荒波が打ち寄せる沖縄本島最北端の岬ということもあって、切り立った断崖絶壁が辺戸岬の特徴です。
この日は、天気がいまいち曇り空でしたが、遠くに、与論島も見えました。写真の奥に映っている山は大石林山だと思います。
晴れた日の午前中だと、海の色も相当綺麗です。サンゴの棚の切れ目がくっきりわかる色合いは、やんばるの海の特別感を演出しています。
急に深くなっているので、海の色が深く引き込まれるような、紺に近い、深い青なのが印象的でした。ザ・沖縄の海!という感じのエメラルドグリーンとはまた違った、深く包み込む壮大な海です。
与論島を眺める
この日は、曇り空でしたが、うっすらと与論島が見えました。晴れた日はくっきりと浮かぶ与論島がより近くに見えるそうです。
ほぼ真ん中にうっすらと浮かぶ島影、与論島わかるかなぁ。肉眼ではしっかり見えました。
最後に
いかがでしたでしょうか。沖縄本島最北端の岬、「辺戸岬」
天候に左右されることが大きい場所ですが、ここでしか見れない壮大な景色を見ることができる貴重な場所だと感じました。
この日は、コロナ禍ということもあって、お店が閉まっていたのですが、2階のカフェでゆっくりと水平線を眺めながら、ロングドライブの疲れを癒すのも、とても素敵な時間の過ごし方ではないでしょうか。
パーラーもあるので、ちょっと小腹は減ったら、ポーク玉子を片手に、展望台や、近くの散策を楽しむこともできますね。
辺戸岬だけを取り上げてしまうと、ちょっと物足りないかもしれませんが、ここに到着するまでには、大宜味村や国頭村の道の駅などの見どころもあります。そして、大宜味村を過ぎたあたりからは、ひたすら58号線は海岸線を走ることになるので、ドライブがとても心地良いです。
道中のドライブも含めて、世界自然遺産に登録されたやんばる地方を感じてみてはいかがでしょうか。
また、この先に進むと、奥集落があって、そこにも自然豊かな川や、味のある食堂などもあるので、立ち寄ってみるのもいいですね。
とにかく、自然豊かなやんばる地方。その象徴とも言える辺戸岬は、自然が作り出した壮大な絶景ポイントであることは間違いありません。是非、一度、足を運んで展望台からの眺めを楽しんみてください。小さい悩みなんて、どうでもいいやっ!って思えるくらい、自然のパワーがみなさんの心の隙間を埋めて、更に満たしてくれると思います!
他にも、やんばる地方の魅力についての記事もありますのでよかったらのぞいてみてください。
沖縄最北端のコテージで川遊び&バーベキュー 奥ヤンバルの里の紹介記事はこちら
沖縄最強のパワースポット「大石林山」の魅力について紹介している記事はこちら
やんばるトレッキング「秘境 フンガー滝」の紹介記事はこちら
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