独特の苦味がクセになる美味しさの「ゴーヤー」。栄養たっぷりで、これからの暑い季節にピッタリの食材です。みなさんは、ご家庭でどのように料理されていますか。今回はゴーヤーの豆知識と、子供でもバクバク食べることができ、酒のつまみにも最高な、我が家のゴーヤー簡単レシピをご紹介します。
ゴーヤーの効果
夏バテ予防の南国野菜として近年、海外からも注目を集めています。海外(特にタイ)ではガン予防にいいということで、沖縄産のゴーヤーの需要が増え続けているようです。また、南国の強い日差しにも負けず育つゴーヤーは、ビタミンCが豊富でこの活性酸素を除去する抗酸化作用があり、アンチエイジング効果があると言われています。
美味しいゴーヤーの選び方
濃い緑色をしていて、イボイボの大きさが揃っていて密集したものがおススメです。
小ぶりのわりにずっしり重さがあるものを選びましょう。
苦いゴーヤーの見分け方
一般的には、苦みが強いゴーヤーは全体的に緑色が濃くてイボが小さく、反対に緑色が薄くてイボが大きめのものは苦味が弱いと言われています。味の好みに合わせて、ゴーヤーを選ぶようにするようにしましょう。
全国一の出荷量は
ゴーヤーの栽培出荷量が最も多いのは沖縄県です。ゴーヤーと言えば沖縄ですね。夏になるとそこらへんの畑でゴーヤーが栽培されているのを見かけるのも沖縄ならではですね。
ゴーヤーの保存方法
ゴーヤーはタネとワタの部分から傷み始めるため、購入後はすぐにその部分をスプーンでくり抜いてから保存するといいです。
ゴーヤーの冷凍保存
冷凍保存する場合は、薄切りにして、生のまま冷凍するといいです。少量ずつ使用することができるので、料理に彩りや味の変化が欲しいときのアクセントにもなってとても便利です。
ゴーヤの下処理・ワタの取り方
美味しいゴーヤーの見分け方や保存方法がわかったところで、ゴーヤーの簡単レシピをご紹介。
ゴーヤーの種をとるために縦半分に切ります。タネとワタをスプーンで取り除きます。ここでワタについて、ゴーヤーのワタをしっかり取ったほうが苦くないのか?気になるところですが、そのまま生の状態で食べてもわかりますが、ゴーヤのワタは緑色の部分に比べて、圧倒的に苦味が少ない!です。なので、特にスプーンでしっかりめに取り除く必要はありません。わたの底をなでるように軽く取るだけでOKです。
苦味を抜く(やわらげる)方法
苦味があってこそ美味しい野菜ですが、苦味が強すぎるは嫌(子供は特に)感じる人もいると思うので、ゴーヤーの苦味を和らげる方法についてご紹介します。
用意するものは塩と砂糖。切ったゴーヤに塩と砂糖を加えるだけで、苦みを抑えることができます。ゴーヤーの大きさにもよりますが、
ゴーヤー1本に対して、
塩:小さじ1/2
砂糖:小さじ2
くらいがちょうど良い感じです。切ったゴーヤーに加えて全体になじませて、10分くらい置くといいです。塩と砂糖がなじんで、ゴーヤーから水分が出てきます。
ゴーヤー自体に塩と砂糖で味が付き、さらに水分と一緒に苦味も多少出る、この2つの効果でゴーヤの苦みが和らぎます。ゴーヤから出てきた水分を捨てて、洗わずにそのまま調理に使ってください。
その他、塩もみだけして、あとで水で洗い流しても苦みを抑えることができます。
調理方法
材料
ゴーヤー:3本
ごま油:大さじ 2
醤油:大さじ 2
砂糖:大さじ 3
シーチキン(ツナ缶) 1個
フライパンにごま油をひいて、ゴーヤーを炒めます。ごま油がなじんできたら、醤油と砂糖を入れます。
ゴーヤーに醤油の色味がついてきたら、ツナ缶をオイルごと入れます。
ツナとゴーヤーがなじんで、ゴーヤーに火が通って、少ししんなりするまで炒めましょう。
お皿に盛りつけて完成です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。とっても簡単で子供も大喜びのゴーヤーシーチキン炒めの完成です。我が家では苦みを残すためにあえて下ごしらえをしないので、ものの10分くらいで完成します。下ごしらえをしなくても、醤油と砂糖のバランスによってゴーヤーの苦みが抑えられ、シーチキンとの相性もばっちりなので、お箸がどんどん進みます。
男性でも簡単にできるので、ぜひ一度、お試しください。ゴーヤーを薄切りにすることで苦みが抑えられるので、子供向けに作る際は、薄切り(3mmくらい)にするといいです。食感と苦みを楽しむ場合は少し厚切り(5mm~8mm)くらいが良いと思います。
それでは、みなさんもゴーヤーを食べて夏バテを乗り越え、アンチエイジングしましょう!
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