浜比嘉島|オオゴマダラの楽園!【ちょうちょうハウス】黄金のサナギは必見!穴場観光スポット!

暮らし
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この記事はこんな人におすすめ!
・オオゴマダラを間近で観察したい
・オオゴマダラを幼虫から育ててみたい
・オオゴマダラの黄金のサナギを見てみたい
・浜比嘉島「ちょうちょうハウス」がどんな場所か知りたい

ハイサーイ!先日、オオゴマダラの黄金のサナギを見て、あまりにも黄金に輝いていたので、息子に「どうやったらこんなに輝く色になるのだろう?」と尋ねました。すると、6歳の息子が「͡コガネ虫や、タマムシと一緒で、これが自然の力なんだよ」と教えてもらい 感動したっ!「とーぴー」です。

さて、今回おススメする「おきなわしあわせスポット」は、浜比嘉島にある蝶の楽園、その名も

「浜比嘉島 ちょうちょうハウス

です。ここはガイドブックなどには載っていない、ある意味、浜比嘉島を探索したことがある人でないと存在に気付くことができない程、レアなスポットになります。

見学は無料です。蝶々や幼虫、サナギ、食草などの販売も行っています。

2016年にOPENした比較的新しい施設で、オオゴマダラのサナギから羽化する様子や、ストロー状の口で蜜を吸う様子を観察できる貴重なハウスです。

かく言う、僕もかれこれ50回以上は浜比嘉島へ遊びに行っていますが、最近になって知った場所です。たまに看板を見かけて気にはしていたのですが、場所がわからず、いつもスルーしていたのですが、興味本位で、恐る恐る行ってみましたので、ご紹介します!

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アクセス

住所:〒904-2315
   沖縄県うるま市勝連浜 浜公園 〒904-2315 384-1

勝連浜集落の一番奥から山を少し登ったところです。むいにー亭のさらに奥にあります。看板があるので思い切って山を上がってみましょう!

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駐車場

2台くらい停められる場所があります。ちょうちょうハウスの先は行き止まりになっているので、いっぱいの場合は、諦めるか、下に停めて坂を上がっていきましょう。

外観はふつうのビニールハウス

ちょうちょうハウスは、その名の通り?1棟のビニールハウスです。

一見、入りづらい雰囲気ではありますが、中にオーナーの大野さんがいらっしゃって、接客中でした。入口付近まで近づいてみると、別の蝶々がハウスへ案内してくれました。すると、案内してくれた蝶々を中へ誘うように、大野さんがドアを開けて、気さくな感じで「どうぞ蝶々と一緒に中へ入って見て行ってぇ~」と声をかけてくれました。入る前から蝶々に案内されるという不思議な体験でした。

ハウスの中は蝶々の楽園

ハウス内には所狭しと植物が植えられています。ハウス内はとても暖かく、奥行があって、広々としています。

オオゴマダラが食べるホウライカガミなどが植栽されています。

それらの植物をよく観察してみると、いるではありませんか、オオゴマダラの幼虫が!

いも虫系が苦手な人は注意が必要です!黒と白の縞々に赤い斑点があって、なんとも毒々しい感じです。どうやったら、この幼虫があんなに美しく輝く黄金色のサナギになるのでしょうか。。。不思議でなりません。

黄金のサナギは想像以上に光り輝いていた

オオゴマダラのサナギ

人生で初めてみる黄金のサナギです。写真や噂では知っていたのですが、この目で見るのは初めてです。見てください、この美しく光り輝く物体を!

写真で見るよりも、実物のほうが数倍輝いています。本当に光沢をもって光り輝いているのですから、びっくりです。

よくよく見ると、そこら辺の葉っぱから、テーブルの縁まで、いろいろな場所にサナギがありました。

ぱっと見ただけで、十数個のサナギを見つけることができます。(12月時点)

優雅に空を舞うオオゴマダラを見ることができる

ハウス内はこれでもかというくらいオオゴマダラが優雅に空を舞っています。人を怖がることなく近づいてくるくらいです。こちらから近づいても逃げないので、普通に触ることができます。

こんなに近くで撮影しても逃げません。

黒いネットで数匹のオオゴマダラが羽を休めていました。聞いたところ、こちらは羽化したばかりでまだ羽を乾かしている状態だそうです。

ハウス内にはインコも同居

入口を入ってすぐのところに大きな鳥小屋があって、ここにはセキセイインコが数匹飼われていました。

鳥が小さい鳥かごで飼われていて、蝶々は大きなハウスで悠々と羽ばたいているのを見ると、なんだか鳥が切なく思えてきました。

ちょうちょうハウス|おわりに

いかがでしたでしょうか。蝶好きにはたまらない「ちょうちょうハウス」ビニールハウスの中に入ると、そこは蝶の楽園で、人見知りしないよく人になついたオオゴマダラが数十匹、飛び交っている夢の世界でした。

沖縄に来て初めてオオゴマダラを見たとき、あまりにも大きく、悠然と優雅に羽をゆっくりはためかせる飛び方に心を奪われました。ヤンバルの森ではじめて見たので、自然豊かな森にしか生息しないのかと思っていましたが、北中城村あたりの畑が多い森でもたまに見かけます。

とは言え、飛んでいる成虫はときどき畑作業中にみかけるものの、自然の中で黄金のサナギを見つけたことはありません。

ここにくれば、一年中、オオゴマダラのサナギを見ることができるそうです。オーナーの大野さんが、愛情こめて幼虫から育てていて、孵化から成虫になるまで育て、そして産卵に至るまでのサイクルが1年を通して育まれています。

蝶好きな方はもちろん、小さいお子様で虫や蝶々が好きだという方は、お子さんを連れていいくと、大興奮間違いないと思います。だって、オオゴマダラに触れることができるのって、世界中広しと言えども、ここくらいではないでしょうか。

オーナーの大野さんは、長年ちょうちょうの愛好家として知られ、蝶に親しんできたそうです。その経験を活かして、小さい子供たちに、オオゴマダラや他の蝶々の魅力を知ってもらいたくて、将来的には500匹まで増やして、「島おこしにつながればいい」と思って、活動しているそうです。

とてもおおらかな方なので、うちの子供が食事中のオオゴマダラに触っても何も言いませんでした。親の僕が先に注意したくらいです。

沖縄はオオゴマダラに限らず、様々な種類の蝶を見ることができます。とてもきれいな羽をした南国らしい蝶々が沢山いるのも魅力の1つですね。

ぜひ、一度訪れてみると、蝶々に対する接し方が変わってくると思いますよ!

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