沖縄バジルの育て方とポイント|摘心で収穫倍増|様々な活用方法で日常を豊かに!

暮らし
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この記事はこんな人におすすめ!
・バジルの収穫を倍増させたい
・バジルの育て方のコツや注意点を知りたい
・摘心の方法や、適切な摘心場所を知りたい
・バジルの使用用途について知りたい

ハイサーイ!今回ご紹介するのはバジルの育て方(沖縄編)です。

バジルってスーパーやお店で買うと少量で結構なお値段しますよね。それでいて、なかなか日持ちしないのが難点。

ピザやサラダに使うにしても、大量には使わないので、そのために買うのはなんだかもったいない。使いきれずにいつの間にか冷蔵庫の片隅で干からびている、なんてことはありませんか?

使いたい時に使いたい分だけ使えると、こんなに便利なハーブは無いくらい、我が家では無くてはならない存在です。

そもそも、使いたいときに売ってないことが多いので、今回、使いたいときに、使いたい分だけバジルが使える!ようになるスィートバジルの育て方と、摘心のタイミング、収穫後の使い方について、私の実体験をもとに、ご紹介します。

バジルといっても、たくさんの種類があるので、今回はスィートバジルの育て方と収穫方法について書きたいと思います。

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種まき

バジルは種の発芽には20℃以上の温度が必要なので、種まきは暖かくなってからがいいです。ちなみに沖縄では1月~2月に蒔いた種が無事に発芽しました。

バジルは種からでも簡単に発芽します。発芽率も他の植物と比べて高い方だと思います。園芸店で、苗から購入もできますが、せっかくなら、発芽の楽しみ、コストパフォーマンスを考えて、種から育てることをおススメします。

バジルの種はホームセンターや、スーパー、百円ショップでも購入できるので、気に入った種を購入しましょう。

1袋、だいたい200~300粒くらい入って、100円~300円前後で売っています。Amazonやメルカリでも購入可能です。

小さめのポットに、指で1cmくらいの穴をあけて、バジルの種を1ヵ所に4~5粒入れて、浅めに土をかぶせます。ここで注意したいのは、バジルは好光性種子といって、発芽するのに光を必要とするので、あまり土を被せすぎないようにすることです。ほんの少し隠れるくらいで大丈夫です。

種が乾燥しない程度に、覆土することをおススメします。

ジョウロで勢いよく水をやるとタネが動いてしまうので、タネまきの前にあらかじめ土を湿らせておきましょう。バジルは水が好きなので、発芽するまでの間、乾燥させないように、常に土を湿らせておくようにしましょう。

通常だと約1週間から十日前後で発芽します。発芽するまでは、屋内の窓際や半日影くらいの場所がいいです。無事に発芽したら、双葉が完全に展開し本葉が出始めたころを見計らって元気のよい株を2株残して間引きを行いましょう。発芽しても、しばらくの間は、半日影の場所に置いといたほうがいいです。

発芽後、直射日光のあたる場所おいた苗は、急激な環境の変化に驚いたのか、いくつか枯れてしまいました。

摘心のタイミング

4段~5段目くらいまで成長したら、株の先端から5 ㎝程度下の主枝をハサミで切り落としましょう。

少しかわいそうな気もしますが、ここは思い切ってやりましょう。摘心によって新たな脇芽の発生が促され、株全体にボリュームが出て、収穫量を大幅に増やすことが出来ます。

写真のように、真ん中の一番成長している芽を切りとります。そうすることで、脇芽がグングン成長して、2倍のボリュームになるのです。摘心した先端は初物ですので、味わって食べてあげてください。

収穫方法

収穫は簡単で、美味しそうな部分をハサミで切っていくだけ。株全体のボリュームを見て、葉っぱが重なってる場所や、成長しすぎて上に伸ばしたくない部分を収穫しましょう。特にここは収穫したらダメという制限はないです。

ただ、収穫方法によって株の形が変わってくるので、盆栽の容量で上手に形成することで楽しみながら収穫できます。使いたいときに、使いたい分だけ、バジルが使える。自分で育ててこその贅沢ですね。

うちでは、コンパニオンプランツとして、パクチーや、ミニトマト、にんにくと一緒に育てています。

ミニトマトと一緒に植えると、お互いの害虫を寄せ付けないので、とっても相性が良いです。

バジルの活用方法

バジルがあると彩りや風味が増して、料理が一段と引き立つんですよね。ピザとの相性は抜群ですし、サラダやお肉料理に、バジルが少し入ってるだけで、なんだか普段のおかずが、いつもを違ってお洒落な感じになりますね。

バジルは挿し木で増やすこともできるので、ついつい増やしてしまいがちですが、バジルは成長がとても早いので、3株以上育てると、途中で収穫が追い付かなくなるので注意してください。

大量に収穫できた場合は、バジルの活用方法として、自分はオリーブオイルに漬けてバジルオイルとして保存しています。

作り方は簡単で、適当な大きさの便にバジルの葉をこれでもかと敷き詰めて、オリーブオイルを入れるだけ。

1週間くらいでバジルの葉が黒ずんでくるので、そうなったらバジルを取り出します。

残ったオリーブオイルには、ほんのりバジルの風味が染み込んで、イタリアン度がぐんと増します。これがまたサラダやお肉にとても合うんです。ほんのりバジルの香りが食欲をそそるアクセントになります。

あとジェノベーゼソースをつくってパスタに使うのもおいしく大量消費できていいですね。

挿し木で増やす方法

バジルは挿し木で増やすことができる植物。摘芯した枝を水に挿しておくと、1週間程度で発根します。

発根した枝をプランターに植え付けると、簡単に株を増やせます。

挿し木苗は、すぐに土に植えても活着しますが、失敗する確率が高まるので、水の中で発根させてから土に植えかえたほうが、成功する確率がグッと上がります。

虫害に注意!

バジルは比較的虫害を受けやすいため、特に害虫の多い環境で栽培する場合は、毎朝葉の状態をチェックし、早期発見、早期防除に努めましょう。我が家ではハダニの被害や、気付くと青虫に食べられていることがあります。

弱っている葉っぱを見つけ次第、早めに摘出するといいです。

おわりに|バジルの育て方とポイント

バジルは誰でも簡単に育てることができます。沖縄では冬を越せるので、同じプランターで2年、3年と育てることも可能です。成長が進んで茂ってきたら、伸びてきた部分を摘心してあげて、小さなプランターに挿しておきましょう。

育ってきたら、知り合いにプレゼントすると喜ばれますよ。キッチンに置いておくだけで、日々の生活に彩が増えて、ふと香るバジルの匂いに小さな幸せを感じたりできます。

もちろん、観賞用としても使えるので、お気に入りのポットに入れて日々の生活に彩りを加えてはいかがでしょうか。

他にも、レモングラスやパッションフルーツなど、沖縄ならではの植物も育てていますので、興味のある方はぜひ参考にしてもえれば嬉しいです。

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