【草木染】玉ねぎの皮で染め物 家でも簡単にできる オリジナルTシャツ

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ハイサーイ!沖縄では台風シーズンになると一日中、家から出られなくなる日もしばしばありますね。そんな時に家でも簡単に、家族全員で楽しめる「玉ねぎ染め」の方法について、実際にやってみましたので、シェアしたいと思います。

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準備するもの

玉ねぎの皮 20個分くらい
Tシャツ 4枚(綿素材のほうが染まりやすい、ポリエステルもOK)
マスク 2枚(ポリエステル)
焼きミョウバン 5g
輪ゴム(絵柄をつけるため)

玉ねぎの皮の量は、スーパーでお刺身とかお肉を入れるために無料でもらえる透明ビニール半分くらい入れました。おそらく20個分くらいの量はあると思います。

鍋は 24cmで高さ15cmくらいの、いつもシチューやカレーを作るタイプのものを使いました。

染める手順

鍋の7分目くらいまで水を入れて、玉ねぎの皮をたっぷり入れます。沸騰したらそのまま弱火にかけて20分程煮込みます。

染色する物の量にもよりますが、水の量を7分目くらいに抑えておかないと、Tシャツを入れたときに鍋から染水が溢れてしまうので気を付けましょう。

沸騰して色がでるまでの間、染め上がりの模様をつけるために、Tシャツに染むらができるようにゴムで細工します。今回はTシャツと一緒に、マスクも加えて染めてみました。

輪ゴムが縛られている部分は色が染まらない為、好みで模様をつくる事が出来ます。工夫してお好みのデザインに縛ってみましょう。

さて、どんな模様になるのでしょうか。楽しみですね。

玉ねぎ染めの方法について、ネットで調べてみると、豆乳や焼きミョウバンを使うことで綺麗に染まるという記事をよく見かけます。今回は試しにミョウバンを使ってみました。

染める前にミョウバンに漬け置きしたほうが良いという記事があったので、事前に漬け置きしたTシャツと、漬け置きしないTシャツで分けて試してみましたが、結論から言うと、あまり染まり具合に変わりありませんでした。※焼きミョウバンは、染めた後に色を定着させるために使うそうです。

染料はタンパク質と結びつきやすいため、色が入りやすくなるそうです。次回、豆乳に漬けて試してみたいと思います。

鍋の煮汁が茶褐色になったところで、Tシャツとマスクを投入します。両サイドのお箸は、マスクの紐をひっかける用です。

Tシャツを入れる場合、少し冷ましてからのほうがいいです。あまり熱いと、火傷のリスクがあるのと、模様を作るためのゴムが熱に負けて切れてしまい、染めムラがうまくいかないです。

30分くらい漬けておくと、しっかり染まります。玉ねぎ皮の煮汁が思った以上に茶褐色なので、ネットにのっているような綺麗な黄色になるのか?少し不安になりましたが、問題ありませんでした。

ミョウバンの出番

ボールにTシャツが浸るぐらいのお湯を適量入れて焼きミョウバンを溶かしておきます。40℃~50℃くらいのお湯で溶かしておくと、一番効果が出やすいようです。

Tシャツとマスクを、焼きミョウバンを溶かしたお湯に10分程つけてみました。お鍋の中の煮汁は茶褐色だったのに、ミョウバン湯に入れると一気に黄色っぽく色が安定してきました。イメージしていた黄色に近い玉ねぎ染めの色に近づいてきました。

水洗いして干す

よく染まったのを確認したら、ゴムを外して、水洗いします。水洗いしたTシャツとマスクを干して乾かしたら完成です。

水洗いしてまだ水分が残っているうちは、色が濃いですが、乾燥させると少し落ち着きます。

綿素材のTシャツはしっかりと色がつきました。ポリエステル素材のマスクは、長時間つけておいたにもかかわらず、Tシャツ程、色がつかなかったです。やはり染める素材も天然素材に近いほうがいいようです。

でもこのマスク、めちゃくちゃ気に入ってます!

その他にも、白地のデザインTシャツでも試したのですが、マスク同様に色付きが薄かったです。

でもいい感じに染まってくれました。

最後に

いかがでしたでしょうか。ふだんは捨ててしまう玉ねぎの皮を使って、世界で一つだけのオリジナルTシャツを作ることができました。しかも、家にあるキッチン用具で簡単にできてしまいます。Tシャツはユニクロで綿100%の無地のものを購入したので、材料費もそんなにかかっていません。

やってみるとハマってしまいます。今度は草木染めにも挑戦したいと思います。色味の強い、コーヒーや、ナスでもできるようなので、色々と試してみるのもいいですね。なんと言っても、出来上がるまで完成形がわからないドキドキ感もいいですね。

沖縄ではひとたび台風が来ると丸1日家から出れないというのは普通で、沖縄の近くで停滞する台風とかだと、ひどいときは2~3日、雨風が強く、家で過ごさないといけない時があります。

そんな時は、じっくり時間をかけて、玉ねぎ染めをするのもいいかもしれませんね。

日々の暮らしのなかで、子供たちと一緒に何かを作る時間それがどれほど裕福な時間になのかということをあらためて気付くことができた、そんな体験でした。

皆さんも、コロナ禍で家で過ごす時間が増えてきていると思いますので、普段やらないことにチャレンジし、有意義な時間を過ごせるといいですよね。子供たちと一緒に心の豊かさに気付く、そんなひと時が暮らしにちょっとした彩りを加えてくれるのだと思います。皆さんの暮らしに少しでも彩りを加えることができたら嬉しいです。

自宅で簡単に使えるコンポストの作り方の紹介記事はこちら

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