この記事はこんな人におすすめ!
・今帰仁村でおススメの沖縄そば屋さんを知りたい
・古民家を改装した雰囲気の良いランチ(沖縄そば)を知りたい
今帰仁村に行く際は必ずと言っていいほど立ち寄る隠れた名店の沖縄そば屋さん「今帰仁そば」
ここは大通りに面していないため、一見で見つけることはほぼ不可能な場所にあります。大通りに小さな看板が掲げられていますが、注意して見ていないと見落としてしまうほど。それほど隠れた場所にありますが、ここを目当てに通う人も少なくありません。いつも賑わっていて、スープが売りけれ次第終了なので、早い時は14時くらいには終わってしまうこともしばしば。
今回はそんな隠れ家的な古民家沖縄そば屋さん「今帰仁そば」をご紹介します。
アクセス
沖縄県の北部エリア、今帰仁村(なきじんそん)にあります!今帰仁城跡から車で5分、美ら海水族館から車で約10分くらいの場所にあります。
大通りからお店は見えない場所にあるので、この看板を目印に路地へ入ります。
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駐車場
駐車場はお店の敷地内に7台分くらい、お店へ向かう手前に第二駐車場もあるます。お店の敷地内の駐車場は狭く、車の出し入れが難しいくらい切り返すスペースも少ないので、駐車に自信がない人は、第二駐車場をおススメします。第二駐車場からお店までは徒歩1~2分くらいです。
路上駐車は近くの農家さんの迷惑になるので、やめておきましょう。
風情ある古民家
白い瓦屋根が特徴の昔ながらの古民家です。縁側や木の柱まで残してあって、とても風情があります。縁側の下には、映画トトロに出てくる「まっくろくろすけ」が迎えてくれます。
満席で待っているときにも、待合い場所には、丁寧に並べられたやちむんの陶器や、花飾りなど、隅々まで行き届いたおもてなしの心を随所に感じることができます。待ち時間も退屈しません。
シンプルな店内
入口で靴を脱いで中へ入ると、畳張りの店内にはテーブルが置いてあるだけ。古民家そのままの状態を残してあって、余計な飾りつけなどが無いシンプルな造りもまた魅力のひとつなのかもしれませんね。
メニュー
メニューもシンプルで、今帰仁そば、そばセット、子供そば、デザートの黒糖ぷりん、黒糖ぜんざい、ドリンクがあります。
お肉は4種類から選べて、どれを選んでも値段は同じ。
- とろとろなんこつソーキ
- 塩味三枚肉
- ミックス(ソーキと三枚肉が両方入っている)
- ゆし豆腐
オーダーはQRコードからスマホで注文するシステムです。
店員さんからQRコードを渡されます。
メニュー画面が表示され、注文することができます。
あっさり系スープと自家製麵
自家製麺とアグー豚と鰹節から取ったこだわりスープが自慢のあっさり系の沖縄そばです。
スープが透き通っていて、かつお節ベースであっさりしている中にも、しっかりとアグー豚のコクが残っているので、飽きることはありません。セットのジューシーと黒糖プリンもやさしい味わいでとても美味しいです。
心地よいBGM
「今帰仁そば」の魅力の1つとして、個人的に店内のBGMが気に入っています。いつ訪れても心地よい琉球民謡が流れていて、お店に入った瞬間になんとも言えないほっこりとした気分にさせてくれます。
前回訪問した際は、心地よい沖縄民謡とアフリカ系の民族音楽がミックスされたような、初めて耳にする音色が、斬新で、かつ洗練されたBGMが不思議とお店の雰囲気とマッチしていたのが今でも印象に残っています。
調べたところ、堀内加奈子さんという唄者(民謡の唄い手)の楽曲でした。この堀内加奈子さん、実は「うちなんちゅ(沖縄出身)」ではなく、北海道出身の方。沖縄民謡に魅せられて、沖縄民謡界のレジェンドとも言われる大城美佐子師に弟子入りしたそうです。
沖縄民謡の新しい可能性を探し続け、世界中を旅したうちの旅先の一つ、アフリカのセネガルでレコーディングした楽曲だそうで、沖縄民謡とアフリカの民族音楽、しいては、三線とアフリカ民族楽器って相性がとても良いと気付かせてくれました。
まとめ
今帰仁の隠れ家的存在の「今帰仁そば」は沖、風情ある古き良き時代の古民家を体験できる、ここにしかない独特な雰囲気があります。
お店の雰囲気や心地よい音楽、庭に置かれたやちむんの数々、手作りの飾りつけ、シンプルでありがなら、全てが調和した古民家で食べる沖縄そばは絶品です。北部へ行く際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ああ、また行きたいなぁ!と思えてくる、どこか懐かしい「今帰仁そば」。決して立地が良いわけではないのに、リピーターが後を絶たないのもわかる気がします。
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