この記事はこんな人におすすめ!
・米軍基地イベントに興味がある
・沖縄最大の米軍フェス「アメリカフェスト」について知りたい
・アメリカフェスの参加方法、イベント内容について知りたい
ハイサーイ!今回ご紹介するのは沖縄最大の米軍基地イベント「アメリカフェス」です。2023年4月に開催されたアメリカフェス2023は、2014年に開催されて以降、9年ぶりに開催されました。
沖縄にある米軍基地の中でも1,2を争う人気の嘉手納基地。その広大な敷地内で開催されるフェスイベントの内容や、会場の様子、なんと言っても、小さい子どもと、安心して楽しめるアメリカフェスの魅力について、ご紹介します。
アクセス
車での入場ゲートは国道58号沿いの嘉手納基地第4ゲートのみです。
道の駅かでなの近くに、歩行者専用の臨時ゲートがあります。サクッと立ち寄って雰囲気だけ味わいたい人は、道の駅かでなからの入場がオススメです。なぜなら、帰りの大渋滞を避けることができるからです。
当日、私たち家族は第4ゲートから入ってイベント会場近くの滑走路に車を停めました。ゲートを入ると、基地内の交差点や、曲がり角に案内人がいるので、ほぼ一方通行で駐車場までたどり着けます。
嘉手納基地アメリカフェスト2023 有効な身分証
米軍軍人、軍属、米国人、日本国籍の方のみ入場可能です。
16歳以上の日本国籍の方は、身分証明書の提示が必要です。
◆有効な身分証は以下 ・運転免許証 ・マイナンバーカード ・パスポート ・健康保険証、及び、写真付き身分証(学生証など)の2点
嘉手納基地アメリカフェスト2023 入場に際しての注意事項
嘉手納基地アメリカフェスト2023の入場に際しては、入場前に持ち物検査、金属探知機のチェックを受ける必要があります。
持ち込み禁止品は以下の通りです。
・アルコール類、カッターナイフ、カミソリ、ナイフ、刀・エアガン、重機・クーラーボックス、ビン類、ローラースケート、ドローン、スーツケース、花火、動物(補助犬を除く)、椅子、テント、自転車、三輪車、横断幕、ポスター、望遠レンズ(300mm以上)、レーザーポインター
滑走路を走行
第4ゲートを入ると、しばらくは米軍基地内をゆっくり走行します。見慣れない看板や建物が新鮮です。
車で入る一番のメリットは、滑走路を走れることだと思います。帰りの渋滞を考慮しても、一度は自分の車で滑走路を走ることをオススメします。自分はなんとも言えない高揚感に包まれました。
会場エリアマップ
広大な基地のエリアに、キッズエリアから、航空機展示場、メインステージ、フードテントまで、さまざまなエリアに分かれています。全てのエリアがアメリカンサイズです。
キッズエリア
沖縄の米軍基地イベントの特徴のひとつとして、キッズエリアが充実している印象です。ホワイトビーチフェスでもそうでしたが、子どもたちが遊べる遊具がたくさん揃っています。
小さな遊園地さながらの遊具もあって、子どもたちは大喜びです。
1人当たり10ドルでクタクタになるまで遊べます。
航空機展示エリア
嘉手納基地と言えば、戦闘機!AIR BASEとして有名です。間近で軍用機を見ることができる機会はこんな時しかありません。
トップガンの世界が目の前に広がっています。こちらはF53戦闘機でしょうか。
軍用ヘリの大きさに驚かされます。
戦闘機のエンジンをかんな間近で見ることができるのは米軍フェスだけでしょう。
さまざまな軍用機が展示されています。
中に入ることができる軍用機は長蛇の列ができていました。
小型戦闘機、見るからに俊敏な飛行ができそうなフォルムです。
初めて見たパトリオットミサイルと、それを搭載する軍用車。こんな武器が使われない世の中であって欲しいものです。
倉庫の展示エリア
巨大な倉庫には、ヘリコプターの操縦をシミュレーションで体験できるブースがありました。
専用のヘッドセットを装着して、本物のヘリを操縦しているような体験ができます。画面に写されているのは、ヘリの操縦席から見える景色です。操縦方法のコツをやさしく丁寧に教えてくれます。
操縦はかなり難しかったですが、とってもいい体験ができました。
他にも、軍用車の乗車体験や、SDGsへの取り組みの一環として、リサイクル品の作成したフリスビーの配布や、ワークショップなど、ここでしか経験できないような体験ができます。
一部、救護隊のブースは、戦争で負傷した怪我人の模型があり、子どもたちは怖がって近づくことができないほどのエリアもありました。
メインステージ
特設メインステージでは連日、ミュージシャンによる音楽ライブが行われています。
土曜のヘッドライナーは、アメリカの人気女性シンガーソングライター、コルビー・キャレイ(Colbie Caillat)です。コルビー・キャレイは2014年に開催された嘉手納基地アメリカフェストでもライブを行っています。
日曜日のヘッドライナーは、「24K Magic」による、アメリカの人気シンガーソングライター、ブルーノ・マーズのトリビュート・ライブです。
おわりに|嘉手納基地アメリカフェスト2023
いかがでしたでしょうか。他にも伝えきれないほど広大なエリアで開催される嘉手納基地アメリカフェスト。
誰でも自由に乗って写真を撮ることができる軍用車両や遊び心が溢れるキッズエリア。
大人も子どもも終日遊んで満足できるイベントでした。今回が9年ぶりの開催なので、来年以降、まだ開催されるかどうかわかりませんが、次回も必ず参加しようと思いました。
私たち家族は暗くなる前に帰路につきましたが、何と言ってもアメリカフェストの最大の見どころは嘉手納基地の上空に打ち上る花火です。花火の打ち上げは土曜の夜(メインアクトが終わった直後)だいたい夜の8時半くらいからです。
写真のような、戦闘機のシルエット越しに見る花火は、ここ嘉手納基地でしか見ることができないと思います。次回は必ず花火を見てから帰ろうと心に誓いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ホワイトビーチフェスティバルの記事はこちら
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