シヌグ堂バンタ|うるま市宮城島の景勝地|行き方と絶景ポイントについて

旅行
スポンサーリンク

この記事はこんな人におすすめ!
・宮城島や周辺離島を一望できる絶景ポイントに行きたい
・沖縄の古き良き集落を見下ろせる絶景ポイントに行きたい
・沖縄の海を高台から見渡せる場所に行きたい
・宮城島周辺でぬちまーす以外にアテンドできる場所を探している

ハイサーイ!今回ご紹介するのは、うるま市の離島、宮城島にある景勝地「シヌグ堂バンタ」です。

シヌグとは沖縄本島の北部や、周辺の離島に伝承されている祭事で、豊作を祈り、村人の健康を願い、邪気を祓う、豊年祈願の年中行事の一つです。バンタは沖縄の言葉で「崖」を意味していて、その名の通り、崖の上からの景色は、宮城島の集落を見渡せ、海の向こうに伊計島を見ることができる絶景です。

宮城島の景勝地と言えば「果報バンタ」が有名ですが、負けずとも劣らずの景勝地がもう一つあるんです。

「果報バンタ」は海が目の前に広がる景色、「シヌグ堂バンタ」は山の上から見下ろすパノラマな景色です。

地元の人しか知らない穴場的な景勝地「シヌグ堂バンタ」へのアクセス、見どころについてご紹介します。

スポンサーリンク

アクセス

住所:〒904-2424 沖縄県うるま市与那城上原

GoogleMapはこちら(アプリ起動)

駐車場

5,6台分の駐車スペースがあります。

もし満車の場合は、無理に停めず、少しその辺をうろうろしてから時間を置いて来ると空いてると思います。(そんなに長居する場所でもないので回転が早いため)

絶景ポイント

車を停めて、看板の示す方向へゆるい登坂を昇って行きます。徒歩1分くらい。びっくりするほど近いです。

ちゃんと手すりがついて安全対策がされています。

一番上からの眺めは絶景です。海を挟んで左側に見えるのは伊計島です。晴れた日は海の色がとても綺麗です。

手前にある集落は宮城島の集落です。まるでジオラマを見ているかのよう。上から見ると集落が密集しているのがわかります。

右側には水平線に重なるように、ぬちまーす工場が見えます。遠くに見える太平洋の海は深く青い色です。

シヌグ堂バンタにある碑文

入口の横には、シヌグ堂バンタの碑文があります。

この周辺には、宮城島(高離島)の先住の民たちが暮らしたシヌグ堂遺跡があり、この地に高離節という琉球古典音曲と共に伝わる琉歌の碑を建てることになったことについて刻まれています。

シヌグ堂遺跡

シヌグ堂遺跡とは、宮城島の標高約100mの台地に位置しています。その昔、東側の崖下に島最大の湧き水である「ヤンガー」があり、遺跡に暮らしていた先住民にも重要な場所であったようです。

約2500年前の縄文時代の竪穴住居が発見され、沖縄県最大の集落とわかりました。現在は埋め戻しをして遺跡を保存しているため、遺跡を見ることはできません。

まとめ|シヌグ堂バンタ

いかがでしたでしょうか?海中道路から続く、海沿いの道、伊計島へと続く道沿いでは無いので、道すがら見つけることができない穴場です。普通に車を走らせていると「ぬちまーす」へ行く海沿いの道を通るため、宮城島の高台にある「シヌグ堂バンタ」を見つけることは無いと思います。

そのため、地元民のみが知る穴場スポット、知る人ぞ知る宮城島の景勝地、として親しまれていた絶景ポイントです。

沖縄の先住民が暮らしていた最古の最大集落。2500年以上経った今も変わらぬ沖縄の原風景。
先住民が見た広大な海と宮城島の大地。

オススメの時間帯は、天気の良い午前中がです。

当時と現在では、文明の発展で景観の違いはあると思います。しかし、水平線と空の青さは当時とそう変わらないでしょう。

沖縄の空と海の青さに、古き良き時代を過ごした先住の民へ、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました