この記事はこんな人におすすめ!
・沖縄本島からフェリーで与論島へ行く方法について知りたい
・与論島のオススメ観光スポット、アクティビティについて知りたい
・与論島のカフェ、オススメのランチについて知りたい
・与論島でのシュノーケルポイントについて知りたい
ハイサーイ!今回ご紹介するのは、「与論ブルー」で有名な与論島です。沖縄本島(北部)からフェリーで2時間30分、那覇からだと5時間で到着する鹿児島県の与論島は、まだまだ情報が少ない離島です。
今回、家族と友人家族とで与論島に3泊4日の旅行へ行ってきました。その時の様子と、おススメの観光スポット、マリンアクティビティー、シュノーケルポイント、について、実体験をもとにまとめてみました。
沖縄から一番近い、鹿児島県の離島「与論島」まだまだ謎の多い与論島の魅力についてご紹介します!
アクセス|本部港からフェリー
本部港は瀬底島の入り口近くにあります。
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乗船手続き
本部港出発は9時20分です。今回は車を乗せていく関係上、手続きを考慮して8時半には到着するように向かいました。(出発の30分前に手続きを済ませる必要があります。)
こちらがチケットカウンターです。
※伊江島のフェリー乗り場とは別の場所にあるので注意が必要です!
車両を積んでいく場合は車検証が必要です。チケットカウンターの中に入ると申込書があるので、こちらに詳細を記入します。
申込書の記入が終わったら、チケットカウンターで手続きを済ませます。
自動車航送の証明書はこちら。こちらをフロントガラス(見えやすい位置)に貼り付けます。
慣れていないと、申込書の記入に時間がかかるため、余裕をもって行動することをおすすめします。
こちらのフェリーに乗って行きます。想像していたよりもかなり大きなフェリーです。観光船というよりも、貨物フェリーですね。本部港から与論島までフェリーに乗ること約2時間半。
係員の指示に従って、車を指定の位置に停めます。
ホテルのような船内
広々とした船内には、客室以外にレストランや売店があります。レストランはお昼時など混雑する時間帯を除いて開放されているので、売店で購入したものを食べることもできます。
売店ではお酒やおつまみも販売しています。
2等客室はこんな感じ。長旅の人がゆっくり横になって眠ることができるようになっています。
2時間半はあっという間でした。フェリーが大きすぎて、出発したことに気付かないくらいでした。
与論島へ到着
与論島の港が見えてきました。海の色がとても綺麗です。
与論島の港は貨物コンテナが並んだシンプルな光景です。地元の人がツアー客や宿泊客を出迎えていました。
民宿|汐見荘
今回お世話になったのは、創業50年以上、名物女将が切り盛りする老舗の民宿「汐見荘」です。
広々とした中庭があって、こちらにシュノーケル器具や水着など、洗って自由に干すことができます。
ウエルカムドリンクは旬のマンゴージュースです。ハイビスカスが添えてあって可愛らしくもてなしていただきました。
部屋は決して広いとは言えないいわゆる民宿の和室1部屋でしたが、共用の冷蔵庫や、洗面台、トイレの数が多いため、特にストレスを感じることはありませんでした。
汐見荘は「ウドノスビーチ」からとても近いです。宿の裏口から歩いていくと2、3分でビーチに到着します。
水着でビーチへ行って、そのままシャワーを浴びることができるので、車での移動や着替えのストレスが無いのは嬉しいです。
ウドノスビーチは遠浅でとても綺麗で穏やかなビーチでした。
この日の晩御飯は女将のスペシャル鶏飯です。奄美大島で食べて以来の鶏飯。2日間かけて煮込んだスープがとても出汁が効いていて美味しくいただきました。
他にもアグー豚のハンバーグやお刺身まで、これで2,000円は安い!と思えるクオリティでした。
7月はマンゴーの季節。デザートのマンゴーも最高でした。
与論ブルー|百合ヶ浜ツアー
与論島に来たからには、与論ブルーを見ないわけにはいきません。一番の観光の名所は何と言っても「百合ヶ浜」ではないでしょうか。
女将の知り合いのガイドにお願いして、連れて行ってもらいました。送迎付きで大人6,500円、子どもは半額です。
期待はしていたものの、百合ヶ浜の色は想像以上でした。
海の色が違います。沖縄本島、離島、たくさんのビーチを見てきましたが、ここまで鮮やかなエメラルドブルーの海は見たことありません。
このビーチから船に乗ってシュノーケルポイントへ向かいます。船の上から見る海も驚きの青さです。
シュノーケルポイントへ着きました。このあたりは活きた珊瑚がたくさんあります。写真で黒い影のように映っているのはすべて珊瑚礁です。
色鮮やかな熱帯魚が迎えてくれます。
ポイントへ向かう途中に海亀に会うことができました。大人も、子ども達も大興奮です。
シュノーケルの後は、いよいよ百合ヶ浜に上陸です。百合ヶ浜が近づいてくると、また海の色が変わってきます。
見てください、この光景。奥の浜が干潮のときに現れる百合ヶ浜の一部です。
子ども達も大はしゃぎ。百合ヶ浜の周りの浅瀬で泳ぐこともできます。
どの角度からでも映えますね。
お洒落なカフェでランチタイム
汐見荘から徒歩3分くらいの場所にある「Cafe CoCo」(カフェココ)さんでランチ。こちらのカフェは、与論島の中心街の中でもひときわ目立つ建物です。白とブルーを基調とし、地中海のサントリーニ島?かと思うほど。
店内は天井が高く、アーチ形の梁が特徴的です。とても広々として開放感があります。
ナシゴレンや鶏唐揚げのチリソースなど、南国リゾートを彷彿させるメニューが心を躍らせてくれます。
色とりどりの夏野菜と人気メニューのナシゴレン!
トマトソースのスパゲティも人気メニューのひとつ。どれも美味しく丁寧な仕上がりでした。
ライフジャケットの無料貸し出し
今回の旅行で驚いたことのひとつとして、与論島にはライフジャケットの無料貸し出しサービスがあることです。
誰でも簡単に、スマホでQRコードを読み取って必要情報を入力するだけ。実際は鍵などもなく、無人貸し出し機なので、誰でも気軽に利用できます。
安全に配慮したサービスですね。
まとめ|与論島への行き方・オススメの過ごし方
いかがでしたでしょうか。正直、沖縄の海の色に慣れていたので、そこまで期待はしていませんでした。しかし、実際に目の当たりにした与論ブルー(特に百合ヶ浜)は、想像を遥かに超える美しさで、言葉を失うほど感動しました。
与論島には昔から変わらず美しい自然がそのままの形で残っています。
与論島に来て感じたことが2つあります。
ひとつは、沖縄と比べて、戦争の痕跡などが少ないことです。聞くところによると、当時の与論島の司令官が、海と空を埋め尽くす米軍の圧倒的な軍事力を目の当たりにして、
「一発なりとも撃ってはならぬ!一発でも撃てばこの島はたちどころに無くなってしまう」
と命令を下したそうです。
そして、もうひとつは、高齢化が進んでいるということです。百合ヶ浜やシュノーケルのガイドなど、高齢の船長さんが多く見受けられました。(年配の方がまだまだ現役でお元気なのは何よりです。)
この美しい観光資源や、心優しい島の人たちの魅力を、たくさんの人に知ってもらうことで、少しでも島に活気が戻り、たくさんの笑顔が育まれるお手伝いができればと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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