シーサイドガーデン浜比嘉|「アマミキヨ」、「シネリキヨ」の神話を語り継ぐガーデン茶屋|アンティークショップ

旅行
スポンサーリンク

この記事はこんな人におすすめ!
・浜比嘉島に伝わる神話について詳しく知りたい
・シルミチューへ行く途中にあるシーサイドガーデンについて興味がある
・シーサイドガーデン浜比嘉の施設や店内の様子について知りたい
・シーサイドガーデン浜比嘉ガーデン茶屋のメニューについて知りたい
・浜比嘉島のアンティークショップに行ってみたい

ハイサーイ!今回ご紹介するのは、浜比嘉島の「聖域」と言っても過言ではない、パワースポット「シーサイドガーデン浜比嘉」さんです。

シルミチュー参拝へ向かう道の途中にある看板を見かけて、気になっていた人も多いかと思います。コロナ禍でしばらく営業休止していましたが、先日、営業再開していたので、訪問してきました。

シーサイドガーデン浜比嘉内の施設や店内の様子や、ガーデン茶屋のメニュー、おじいが語り継ぐ浜比嘉島の伝説、シルミチューにまつわる神話について、私の体験談を元にご紹介します。

スポンサーリンク

アクセス

シルミチューへ行く途中にあります。

住所:〒904-2316 沖縄県うるま市勝連比嘉1606−33
電話:098-977-7157
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:不定休(年中無休)

GoogleMapはこちら

この看板が目印

駐車場

ガーデン茶屋の目の前に専用駐車場があります。

後で知ったのですが、こちらが正面入り口になります。シルミチューへ行く途中、森の中へ入っていくルートは、裏口のようです。

広々とした敷地

シルミチューへ参拝してから訪問したので、裏口から入りました。手入れのされた道を歩いていくと、シーサーが迎えてくれます。

奥に見えるのがガーデン茶屋です。チケット売り場と書かれていますが、見学者用のチケットみたいです。茶屋で食事をする際は、チケットを購入する必要はありません。

思ったよりも敷地内が広く、フットサルコートまであります。

入口を探していると、お店の中から、おばぁの声が聞こえてきました。「どうぞ中に入っておいで~」

どうも入口はこちらのようです。

中に入ると、何やら泡盛の壺らしき大きな壺がたくさん置いてあります。こちらはお酒コーナーでエアコンが効いていません。

どうやら、更にもうひとつ奥に部屋があり、そこが休憩場所とのこと。さっそく中へ通していただきました。

骨董屋のような店内

お酒コーナーの部屋の更に奥の部屋には、パワーストーンや水晶、外国製の置物など、普段あまり見かけない物が所狭しと置いてあります。

こちらの部屋はエアコンが効いていて涼しいです。

何やら高級そうな石から、よくわからない置物まで、とにかく古今東西から収集したであろう、沢山の物に溢れています。

ガーデン茶屋のメニュー

簡単な軽食とドリンクがあります。

オススメは名物の沖縄ぜんざいだそうです。さっそくいただきましょう。ぜんざいが出来上がるまでの間、おばぁが、パワーストンについていろいろと教えてくれます。軽快な営業トークに聞き入ってしまうほどのパワーです。

ブレスレットや、ペンダントヘッドになりそうな加工の施されたパワーストーンを交互に持ってきてくれます。ちなみに結構なお値段します。龍が刻まれた翡翠(ヒスイ)の石で4,000円です。数珠やブレスレットは数万円から~。

満月の光を当てると、その光のパワーを吸収して、持ち主に還元してくれるそうです。パワーストーンに限らず、外国の文化にも詳しいので、話を聞くだけでも勉強になります。

本日のオーダー|沖縄ぜんざい

そうこうしているうちに、ぜんざいが運ばれてきました。

フワフワの氷の上に黒蜜がかけてあります。しっかりとした黒糖の風味と、疲れを忘れさせてくれるほど良い甘さです。食べ進めていくと、底のほうから白玉がでてきました。

名物というだけのことはあります。豆と白玉が具だくさん。黒糖たっぷりのぜんざいは、また食べたくなる味です。

キャンプができて宿泊もできる!

シーサイドガーデン浜比嘉では、キャンプができるそうです。

大人数向けの施設で、全部で部屋が3部屋あります。

キッチンやバーベキューグリルなど、共用スペースにあるものは自由に使えるようです。

ゆんたくスペースもあります。

シルミチューにまつわる神話

ぜんざいを食べ終わり、そろそろ帰ろうかというタイミングで、今度は奥からおじぃがやってきました。

シーサイドガーデン浜比嘉の敷地内にある拝所や、この土地に伝わる言い伝え(神話)を丁寧に教えていただきました。見せていただいた古い写真が、おじぃの説得力を後押しするかのように、どんどん話に引き込まれていきました。

一通りの話が済んだ後、それでは実際に行ってみましょう!という流れで、おじぃの後について外にでました。どうやら、敷地内のシルミチュー神話にまつわる「聖域」へ案内していただけるようです。

ひとつひとつ丁寧に見どころを説明してくれるおじぃ。

アマミキヨの伝説がいまなお、語り継がれている、重要な場所。

この場所は琉球開びゃくの祖神「アマミキヨ」と「シネリキヨ」の住居跡と言われる
、シルミチュー霊場への通り口との伝承があり、通称ミルク門と言われています。
御願回りはシルミチュー霊場から始まり、シルミチュー霊場で終了すると言われ、切り立ったカガミ岩は斉場御嶽(セーファウタキ)からの遥拝を受け入れ、奥にある「かないガマ」は願いを叶えてくれるとして崇拝されているそうです。

カガミ岩・かないガマへの入口はミルク門。奥の斜めに切り立った岩が、カガミ岩です。

この日は蚊がたくさんいました。薄着の人は注意が必要です。

途中にある光る石。一見、普通の丸い石のように見えますが、手で覆って暗くすると、うっすらと青っぽく光を放っているのがわかります。不思議な石です。ラピュタの飛行石を思い出しました。

カガミ岩の奥には拝所の「かないガマ」があります。この中には7つの水晶が置かれていて、時間帯によって太陽と水晶が、神秘的な光の世界を創るそうです。

まとめ|シーサイドガーデン浜比嘉

いかがでしたでしょうか?浜比嘉島の名所「シルミチュー」へ参拝に行ったことがある方は、シーサイドガーデン浜比嘉の存在を気になっていた方も多くいると思います。私もその一人でした。

今回、訪問して感じたのは、シーサイドガーデン浜比嘉は、子宝の神様と言われているシルミチュー霊場に隣接し、洞敷地にはニライカナイが一望できる展望台や、カガミ岩、かないガマ等の名所があり、古くから崇められている「聖域」だということです。

それを、饒平名夫妻のおじぃとおばぁが、長年の間、守り続けて、今もなお観光客に語り継いでいることに、感動というか、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

琉球開闢(かいびゃく)の祖神「アマミキヨというと、最初に創られた島と伝えられる「久高島」が有名ですが、アマミキヨは、久高島に降り立った後、津堅島へ移り、その後、浜比嘉島に移ってきた際に「ここなら暮らしていくのにぴったりの環境だ」ということで、シネリキヨと共に、暮らすことを決めた土地とされています。

日本神話の「イザナギ」、「イザナミ」の話にとても似ていますね。

この記事を読んでいただいたみなさま、浜比嘉島に行く際は、琉球創造の神話「アマミキヨ」、「シネリキヨ」の神話に思いを馳せながら、参拝してみてはいかがでしょうか。

シーサイドガーデン浜比嘉に行って、饒平名夫妻にじっくり話を聞かせていただくことで、浜比嘉島の歴史と魅力が一層深まり、パワースポットたる所以が心に刻まれることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

他にも「浜比嘉島」についての記事を掲載しています。興味のある方は↓「浜比嘉島」タグ をクリックすると、浜比嘉島に関連した記事の一覧が表示されますので、どうぞご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました