ハイサーイ!子供がなにやら夢中になって見ているアニメ。そんなに面白いものかと見てみたら、今さらながら「呪術廻戦」にハマりそうな とーぴー です。そういえば、「鬼滅の刃」の時もそうでしたが、最初は子どもがハマり、子供の影響で大人がハマるパターンが多いような気がしています。まさに、これこそが戦略なのでしょうか。。
さて今回ご紹介するのは、冬の沖縄の人気アクティビティーと言えば、移住者なら誰もが知っている「ホエールウォッチング」!旅行者には意外と知られていないホエールウォッチング!移住者なら誰もが一度は体験するほど、冬の代表的なアクティビティーになっています。特に3月の春休みに、小さいお子様連れの友達が沖縄にやってくると、おススメしてしまします。それくらい、感動体験ができるのでご紹介します!
シーズン
ホエールウォッチングの季節は、1月初めから、3月終わりまでの約3ヶ月間。
1月から3月一杯くらいまでの間、ザトウクジラが子育てをするために、沖縄近海に集まります。
ツアー会社
ホエールウォッチングを企画するツアーは沖縄県内に沢山あります。どの業者も連携していて、価格も似たり寄ったりで大きな差はないです。
出航場所は大きく分けて、那覇(泊港)出発、北谷町(浜川漁港)出発、北部(本部港)出発の3つに分かれます。
どの業者も大差ないので、滞在場所から近い港が良いと思います。ただし、小さいお子様連れの場合は、事前に確認が必要です。業者によっては、幼児は対象外の船もあります。その代り、大型船の業者は幼児もOKで、5歳までは無料としている業者もあります。。
船
今回、私たちが利用したのはマリンクラブベリーさんです。
ここは大型のクルーザーがあり、とても快適にホエールウォッチング体験をさせてくれます。
参加人数に応じて、船の大きさを使い分けるほどの徹底ぶりです。
私たちが利用したのは30人乗り用の、中型クルーザーでした。
広いデッキでとても開放的!
2階もあって、高い位置からクジラを探せます。
船内も広々としています。雨風にも強いので、冬の北風もなんのその!
暖房が付いているので寒い冬の海上でも快適!
冬の沖縄は、寒気の影響で北風が強く吹く日が多いです。そんな日はいくら沖縄と言えど体感温度はとても冷たく、海の上ともなると、とても寒くなるので、暖房があるのはとても助かります。また、手荷物も濡れずに置くことができるのはいいですね。
船首も広々としているので、最前線で間近にクジラを見ることができます。
いざ出発
出発前に粋な計らいで家族写真をパシャリ。クジラの被り物をかぶって記念撮影!
このような何気ないサービスも家族連れには良い思い出となるのでありがたいですね。
港を出発してからクジラ探しの旅が始まります。
大海原を風を受けて走る感覚はたまりませんね。
出航してから30分くらいしたころです。船長さんが「2時の方向!」と雄たけびを上げました。
事前にクジラの方向を示す方法として、船首を12時方向とした時計の時間表示方法を伝えてもらっています。これって凄く大事なことで、こうやって船の向いている方向を基準に方向を指示することで、船にいる全員が同じ方向を共有できるのです。
例えば、「右」といっても、後ろを向いてる人と、前を向いている人とでは、「右」といっても逆になりますよね。
クジラの水しぶきが見えました!
あそこだ!背ビレを確認!乗船している人が全員で海面をくまなく探します!
よく見るとクジラの親子です。
実際にどれくらい近い場所で見ることができるかというと
運がよけれはこれくらい近い場所でクジラを観察することができます。
間近で見るとかなり迫力があって、感動します!
クジラジャンプは結構レアです!
スマホでもこれくらいの写真は撮ることができるくらい近いです!
クジラは呼吸のタイミングで水面に上がってくるため、しばらくするとまた海深くへと潜っていきます。次に浮上するタイミングは5分~10分後です。そこまで遠くへは行かないものの、大海原の中からクジラを見つけ出すのは至難の業です。乗客全員で協力して全方向から探し出すのも、ホエールウォッチングの醍醐味ですね。
あまりクジラへストレスをかけないようにするため、クジラ観察は、最初に見つけてから30分くらいで終了です。そのため、出航してすぐにクジラと出会えた場合は、帰港する時間も早くなります。だいたい4時間くらいのコースですが、早くクジラに出会えると、それだけ帰りも早くなるシステムです。
注意点
いくつか注意点があります。ひとつめは、船酔いです。船に弱い人、乗り物酔いしやすい人は、酔い止めを服用したほうがいいです。船酔いしてしまうと、クジラどころではなく地獄です。周りの人も楽しめなくなります。
あと、防寒対策はしっかりしておいたほうがいいです。冬の沖縄は北風が強い日が多いので、海の上は晴れていても肌寒いです。ウインドブレーカーがあると便利です。
それと晴れた日は日焼け対策も必要です。1月や2月とはいえ、冬の沖縄の紫外線を侮ってはいけません。数時間、太陽の下にいると、海からの反射もあるので、こんがりと日焼けしますので、日焼け止めは出航前に塗っておきましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。冬の沖縄の代表的なアクティビティー「ホエールウォッチング」!
何がすごいって、遭遇率99%なんです。しかも、万が一、クジラを見つけることができなかった場合は全額返金の保証付きです。
なんでこんなことができるかって?思いますよね。遭遇率99%の理由は、業者さん同士の協力で成り立っています。それぞれのツアー業者さんたちが、近海の海を蜘蛛の子を散らすように重ならないように探し、一番に探し出したチームが、別のチームに居場所を教えます。すると、近くを探していた船がやってきて、見つけることができます。そうやって、沖縄のホエールウォッチングは遭遇率99%という驚異的な数字を叩き出しているんですね。
運が良ければクジラの親子に出会えます。できれば事前に海況をチェックして、なるべく風とうねりが弱い日を選んで行くと、快適なホエールウォッチングを楽しむことができると思います!
ぜひ、まだ体験したことがない人は、一度、参加してみると、一生の思い出になると思います!
沖縄の自然を満喫できるケンクルーズでもクジラに出会えるかも。ケンクルーズの紹介記事はこちら
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